ドイツのクリスマスマーケットで食べられるスイーツについてご紹介。
実際にドイツのクリスマスマーケットで我が家が食べたものについて、もとパティシエで甘いもの大好きな私がお送りします…!
日本のスイーツとはまた違った、ドイツな感じをお楽しみください~
目次
クリスマスマーケットの屋台のスイーツ
クリスマスマーケットで我が家が出会ったスイーツについて、それぞれ詳しくお伝えしています。
*屋台のグルメについての記事はこちらです↓

いくつか行ったクリスマスマーケットの中からピックアップしているので、すべての商品が各地のクリスマスマーケットにある訳ではありません!
お気に入りに出会えたらラッキー!!
では、以下詳しくどうぞ↓
焼きアーモンド(Gebrannte Mandeln)
アーモンドをお砂糖で炒ったもので、100g単位で売っています。
バニラやシナモン風味とか、フレーバーの種類がいくつかありました。
その場でアーモンドを炒っていて↓、屋台の近くは香ばしくて食欲をそそる香りが漂っているので、ついつい引き寄せられてしまいます…。
上の画像の様な紙袋にサッと入れてくれるのですが、まだ温かかったりして、最高においしい!
炒りたてアーモンドなんて日本じゃなかなか食べられません。
甘くて香ばしくてカリカリで、無限にむしゃむしゃ食べられますよ…!
ダンプフヌーデル(Dampfnudel)
ダンプフヌーデルとは、ドイツ、オーストリア、フランス等で食事、またはデザートとして食べられている蒸しパンの一種で、南ドイツの典型的な料理です。
クリスマスマーケットでは、温かくて甘いスイーツとして屋台に出ています。
メインの甘い蒸しパンの上にかけるソースを選ぶことができます。
普通は、上にたっぷりのバニラソース(Vanillesoße)をかけて、お好みで、フルーツソースなどのトッピングができます。
我が家は、トッピングでモーン(Mohn:ケシの実)を選びました(私がモーン好き)。
温かくてフワフワのパンに、とろりと甘いバニラソースがおいしい!
しかし、蒸しパンのサイズが私のこぶし大以上もあり、あまりに大きいので、中に何か入っているのでは…?と思ったのですが、中には何も入っておらず、ひたすらパン…。↓

現地の方々は、一人一皿で食べてましたが、我が家は家族4人がかりで挑み、やっと食べ切ったという感じでした。
食べ始めは、甘くてふわふわのパンとトロトロバニラソースの相性が良くて「ウマー!」となるのですが、ここはドイツ。
とにかくサイズが大きいために味に飽きてしまうので、トッピングにはバニラソースと共に、チェリーソース(Kirsch)が一押しです。
チェリーソースの酸味で変化が出るので、飽きずに食べられると思います。
食欲に自信のない方は、みんなとシェアするのがおすすめ!
ドイツの伝統料理を、是非体験してみてください~!
クレープ(Crepes)
日本の、ホイップクリームに果物とソースをかけてまきまき…というクレープとは違って、いたってシンプルです。
焼いたクレープ生地に砂糖やチョコやヌテラやジャムなどを塗って、四角く畳んであります。
と、まあ見た目はそっけないのですが、実際に食べてみると、生地がもちもちでおいしいのです!
日本のクレープのイメージでいた子ども達は、見た目に若干ガッカリしつつも、そのもちもち感に喜んで食べてました。
そして、ここでも、ヌテラ大好きドイツ人↓
これでもかという程ヌテラのアピール度が半端ない…!(このお店は、クレープとワッフルとダンプフヌーデルンのお店)
レープクーヘン(Lebkuchen)
屋台で良く見るレープクーヘン屋さん。
レープクーヘンは、蜂蜜・香辛料、またはオレンジ・レモンの皮やナッツ類を用いて作ったクッキーです。
ドイツを中心に中央ヨーロッパ各地で作られていて、ドイツでは、クリスマスに用いられることが多いです(食べたり飾ったり)。
現地では、食べてる…というよりは、こういう屋台が出るイベントなんかでは、紐がついてるレープクーヘンを首から下げてる人を良く見かけます。
香辛料の香りが結構強く、日本人にはお味の好みが分かれると思いますが、見た目がかわいいのでお土産などにもおすすめです!

チョコりんご、チョコばなな、チョコいちご(Kakao-glasur)
チョコがけ(Kakao-glasur)の果物。
画像の上から、チョコりんご、チョコばなな、チョコいちごです。
チョコりんごはなじみがないですよね…。どんな感じなのか…??
チョコいちごを買って食べてみました↓
チョコといちごはもちろんおいしい。
ただ、日本の屋台のチョコバナナと比べると、日本のチョコバナナは「チョコ<バナナ」といった感じですが、ドイツのものは「チョコ>果物」のチョコメイン。
日本のチョコは、ちょっと柔らかくて、チョコバナナ用に加工されているものだと思うのですが、ドイツのものは、完全にそのままチョコレートで、チョコが分厚くてかなり食べごたえがあります。
次はリンゴにチャレンジしたい…!
バウムクーヘン(Baumkuchen)
ドイツの伝統菓子、バウムクーヘンの屋台も出ていました!
これは、個人的にはデュッセルドルフのクリスマスマーケットでは見かけなかった気がするのですが、ケルンにはありました。
実は、ドイツ伝統菓子ではありますが、街中であまり見かけないバウムクーヘン。
屋台を見かけたらラッキーかもしれません…!
こちらのお店では、その場でバウムクーヘンを焼いていて、焼き立てを串に刺して、チョコレートをかけたりして売っていました(画像左側)↓

是非、本場でのバウムクーヘン体験を!
ワッフル(Waffeln)
ワッフルのお店もありました。
こちらはケルンの大聖堂形ワッフルのお店↓

お好みのトッピングが選べます↓

このお店だと、生クリーム、温かいチェリー、温かいチョコレート、アイヤーリキュール(卵のお酒)が別料金でトッピングできます。
その場で焼いているので、焼き立ての温かいワッフルが食べられますよ!
こちらのワッフルはリエージュ風の柔らかいワッフルで、フワフワでおいしくて、秒で無くなりました…。
ワッフルの種類について、詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ~↓

シュトレン(Stollen)

もちろんシュトレン(シュトーレン)の屋台も出ています!
大きいサイズから、カットしたものまで、お好みのサイズで買うことができますよ。
*シュトレンについて、詳しくは以下の記事をご覧ください↓

クリスマスマーケットの屋台のスイーツのまとめ
ドイツでクリスマスマーケットの屋台を見ていると、あれもこれもと目移りしてしまいます!
そして、このサイトでは何度も言っている様な気がするのですが、ドイツの食べ物はもれなくサイズが大きいです…。
なので、食欲に自信のある方以外は、ある程度予習して狙いを定めていくのがベスト!と思います。
ぜひ参考にしてくださいね~。
では、ステキなドイツのスイーツ体験を!(^v^)

