デュッセルドルフのクリスマスマーケットの時期に、デュッセルドルフ観光の中心となる通りであるKönigsallee(ケーニッヒスアレー)にある、Corneliusplatz(コーネリアスプラッツ)に、移動スケート場(DEG-Winterwelt)が開設されます。
子連れでこのスケート場に行って、とっても楽しむことができたので、入場のや靴のレンタルのしかた、楽しみ方など詳しくご紹介したいと思います。
スケートが全くの初心者でも大丈夫だし、スケート靴から子供用のヘルメット、子供用のスケート靴まで全部貸し出ししてくれるので、手ぶらでも楽しめますよ~!
目次
デュッセルドルフのクリスマスマーケットのスケート場について
クリスマスマーケットの時期に、デュッセルドルフに出現する移動スケート場があります。
正確な名称は、「DEG-Winterwelt」(Winterwelt→ドイツ語で冬の世界)。
クリスマスマーケットの屋台もそうですが、遊園地や観覧車、スケート場までもが移動でやってくるドイツ、すごい…。
このスケート場に関しては、スケート場の隣に飲食ができる「Füchschen-Alm」という大きめの屋台↓もあり、最大140人も収容できるそうです(ちなみにコレも仮設小屋です…)。
*DEG-Winterwelt公式サイト→https://deg-winterwelt.de/
スケート場への入り方
ちょっと分かりにくいのですが、人通りの多い通りに面した場所ではない、裏方のところに受付があります↓

ここで、入場料金を払って中に入ります。
中に入ると、靴のレンタル場があるので、そこで、靴(有料)やヘルメット(無料、数に限りあり)のレンタルをします。
ちなみに、トイレもちゃんとありました!
スケート靴レンタルの際の注意点
スケート靴をレンタルする際の注意点が2つあります。
1、レンタルの際に身分証明証を預けなくてはいけない。
別のスケート場でのレンタルでもそうでしたが、レンタルの身代わりに、身分証明証(パスポートや滞在許可証など)を預けなくてはいけません。
これが紛失されたらちょっと怖いな~とは思いましたが…。
いちおう、周りのママたちに聞いても、紛失されたという話は聞かなかったので、我が家も預けてレンタルしました。
レンタル返却時にはちゃんと返ってきましたよ!
2、スケート靴のサイズ表記がドイツ式
日本では、靴のサイズはcmでの表記ですが、ドイツ(EU)では違います!
なので、事前に自分や子供のサイズを確認してから行くと確実です。
以下、ご参照ください↓
<大人の靴のサイズ>
ドイツ | 日本 |
35 | 22.3 |
36 | 23 |
37 | 23.6 |
38 | 24.3 |
39 | 25 |
40 | 25.7 |
41 | 26.4 |
42 | 27 |
43 | 27.7 |
44 | 28.4 |
45 | 29 |
<子供の靴のサイズ>
ドイツ | 日本 |
21 | 13 |
22 | 13.7 |
23 | 14.4 |
24 | 15 |
25 | 15.6 |
26 | 16.3 |
27 | 17 |
28 | 17.7 |
29 | 18.4 |
30 | 19 |
31 | 19.7 |
32 | 20.4 |
33 | 21 |
34 | 21.7 |
もし、サイズが合わない場合も、言えばもちろん交換してくれます。
実際に滑ってみた感想
スケート靴を履いたら、いざリンクへゴー!
結構な広さがあります(これは一部)↓

昼間と夜ではかなり雰囲気も違い、夜はライトアップされてかなりキレイなのでおすすめ(ただ、ものすごく寒いです)↓

スケート場の横には、こんな感じで屋台も出ています(画像右側が屋台)↓
なので、スケートをしている人を見ながら歓談するも良し、スケートをする家族や友人を待ちながらグリューワインを飲むのも良しです。
子連れで行って、両親どちらかが子供に付き添って、もう一方はグリューワインを飲みながら待てるし、すぐ隣は大型デパートのGaleria Kaufhofなので、寒くなったらデパートに駆け込めます…!
子供や初心者向けのアドバイス
我が家の子どもたちは、ドイツで人生初めてのスケートで、さらに私は小学校以来数十年ぶりのスケートでしたが、かなり楽しめました!
そんな我が家から、子供・初心者向けのアドバイスを3点ほど↓
1、押すやつを確保すべし
何かにつかまっていないと確実に転ぶので、画像にあるこの押すやつ↓を確保すべし!
押しても良し、乗って押してもらうも良しの優秀なパートナーです(ちなみに正式名称は不明…)。
これは無料で借りられます。
そんなに混雑してなければ、そこら辺に置いてあるのですぐ確保できます。
ほとんどは子供が押して滑っているのですが、もちろん大人も使えます。
これがあれば、ほぼ確実に転びません!
初心者・子供にやさしい逸品です…!
2、小さい子には、スケート靴ではなくて、子供向けの「Gleitschuhe」を
小さい子の初めてのスケートで、最初から刃が1本のスケート靴はキツイので、この、スニーカーの上から取り付けられる「Gleitschuhe」がベストだと思います。
ちょっと分かりにくい画像で申し訳ないのですが…↓

スニーカーの上から簡単に取り付けられるうえ、小さいスケートの刃が4本付いているので安定性が高く、かなり転ぶ確率が減少します。
日本にもあるのか…?(日本のAmazonでは見つからず…)
1年生だった下の子が、普通のスケート靴が怖いというので、こちらを利用しました。
レンタル料金も普通のスケート靴(5€)の半分以下(2€)で、幼児にぴったりです!
3、変えのズボンを持っていくか、水が染み込まないズボン(レイン用とかスキー用とか)を履くべし。
昼間だと氷上に水がたまっている場所があったり、そうでなくても氷の削れたものがズボンにつくと、確実に濡れます。
特に子どもは、確実に転びます。割と上手な子でも、かなりの確率で転んでます。
そして、初心者の大人が、初心者の子供を連れていると、不測の動きをする子供は転ぶし、不測の動きに付いていけない大人も転びます(私です…)。
濡れていても、スケートをして動いている時は良いのですが、終わった後はものすごく寒くなります(ドイツ寒い…)。
子供の対策ばかりで自分の対策をして行かなかったので、見事に転んで濡れた私は、かなり寒い思いをしました…。
移動スケート場の詳細情報
開催日程や営業時間、お休みや料金、場所等、移動スケート場の詳細についてです。
2019年の開催日程
2019年11月15日~2020年1月12日
営業時間
平日:午前11時から午後9時
金曜日:午前11時から午後10時
土曜日:午前11時から午後10時
日曜日:午前11時から午後9時まで
お休み
11月17日(Volkstrauertag)、11月24日(Totensonntag):終日お休み
12月24日、25日:終日お休み
12月26日:午前11時から午後10時
12月31日(Silvester):午前11時から午後6時
1月1日(Neujahr):午後1時から午後10時
入場チケットの料金と、靴のレンタル料金
<大人>
・1日チケット:7.50 EUR
・5回券(1日チケット×5):30.00 EUR
・10回券(1日チケット×10):55.00 EUR
<子供(11歳未満)>
・1日チケット:5.00 EUR
・5回券(1日チケット×5):20.00 EUR
・10回券(1日チケット×5):33.00 EUR
<レンタル料金>
・スケート靴: 5.00 EUR
・Gleitschuhe(幼児向けの靴に取り付けるタイプ): 2.00 EUR
*ヘルメットはリクエストに応じて無料で提供(在庫に限りあり)
場所
画像左のGaleria Kaufhof(デパート)の前のCorneliusplatz↓

地図:
最寄駅は、U-bahnのHeinrich-Heine-Allee駅で、駅から徒歩2分程の便利な場所です。
*DEG-Winterwelt公式サイトはこちら→https://deg-winterwelt.de/
デュッセルドルフの移動スケート場のまとめ
クリスマスマーケット見学ついでに、気軽に立ち寄ることができて、靴やヘルメットのレンタルがあるので、手ぶらで楽しむことができるのが良いところです。
子供たちは初体験のスケートでしたが、かなり楽しめていて、良い体験になったな~と思います。
期間限定ですが、駅近くでとっても行きやすい場所にあるので、初心者の方はチャンスですよ!
ではステキなスケート体験を~(^v^)




