今回は、我が家でものすごく流行っているプレイモービル(playmobil)についてです。
日本では全くなじみのない、というか、聞いたこともない名前かと思いますが、ヨーロッパではレゴ(LEGO)に並んで大人気のおもちゃなんですよ!
実はドイツ生まれのプレイモービルですが、ドイツ国内には、プレイモービルのテーマパークもある程なんです。
見た目は何となくレゴ(LEGO)みたいだけど、レゴと全く違った良さのあるおもちゃです。
そんなプレイモービルの世界を詳しくご紹介します!
目次
LEGO(レゴ)とplaymobil(プレイモービル)の違い
見た目がレゴと何となく似ているために、レゴと並べて語られがちなプレイモービルですが、実は遊び方が全く違うおもちゃなんです。
以下、レゴとプレイモービルを比較しながら、詳しくお伝えしたいと思います!
レゴ(LEGO)について
まず、レゴ(LEGO)についてですが、レゴは、デンマーク発祥のおもちゃです。
遊び方としては、レゴブロックを組み立ててお城や乗り物などの形を作り、レゴの人形とともに楽しむものです。
いわゆるブロック遊びの知育系おもちゃです。
みなさんご存知の通り、日本をはじめ全世界で大人気で、ドイツのおもちゃ売り場でもかなりの面積を占めています。
(参考までに、ドイツのデパートにあるレゴ売り場↓)
プレイモービル(playmobil)について
では、レゴに対して、プレイモービル(playmobil)とは、いったいどんなおもちゃなのか?
レゴはブロック遊びですが、プレイモービルは、家などの建物やお店、動物や植物、その他道具などがセットになっていて、それらを組み立て、並べたりして、その世界観を楽しむものなのです。
なので、レゴの様なブロック遊び要素はありません。
言うなれば、シルバニアファミリーに近い感じですが、人や建物すべてがプラスティックでできていて、建物とかは自分で組み立てるという点に違いがあります。
レゴとプレイモービルって見た目が何となく似ているので、並べて語られることもありますが、実は似ているようでいて、基本は全く違う遊び方をするものなんです!
そして、ドイツはじめヨーロッパでは大人気で、うちの近所のおもちゃ売り場では、レゴと同じくらいか、それ以上の売り場面積を占めています↓
さすがプレイモービル発祥の地、ドイツです!
プレイモービル(playmobil)とは?詳しくご紹介
では、そんなプレイモービルについて、さらに詳しくご紹介していきたいと思います。
まず、プレイモービル(playmobil)とは、ドイツ発祥の組み立て玩具です。
1974年から、ドイツのゲオブラ・ブランドシュテーター社より発売されています。
(ちなみにレゴは、1949年からプラスティック製おもちゃの販売を始めているので、レゴよりちょっと後の販売です。)
おもちゃの内容は?
基本となる製品は背丈7.5cmサイズの人形(大人の人形)で、その人形と建物、乗り物、動植物、道具などをセットにしたものが売られています。
(ちなみに、子供は5.5cm、赤ちゃんは3.5cmサイズです。)
この人形のサイズは、子供が小さい手でもしっかり握れるサイズ感になっていて、それを基準にその他建物や乗り物のサイズが決められています↓
LEGOの人形よりちょっと大きくて、扱いやすいです。
人形の顔に描かれているのは、目と口のみ、といたってシンプル。
でも、これがクセになるかわいさ!
また、LGA-GERMANYというドイツの工業規格の認定がされており、 安全性・品質の高さが保障されています。
さらに、ドイツの子供の遊びと玩具審議会によって、良い玩具として「spiel gut」に認定されています。
(「spiel gut」は、各方面の専門家が、子どもの発達段階や想像力、遊び方や素材、デザイン、価格など、多岐にわたる評価項目において選定した良いおもちゃ、という指標です。)
プレイモービルのラインナップ
おもちゃ売り場でカタログ(2018版)↓をもらってきました。
このカタログは毎年発行されており、playmobil公式ホームページ(ドイツ語)でも見ることができます。
だいたいのラインナップを以下ざっくりとご紹介します!
幼児向けのシリーズ
まずは「playmobil1・2・3」というシリーズ↓。
1-3歳向けのプレイモービルで、分かりやすい色、まるいフォルムでつくられています。
他のプレイモービルと比較して、小さい部品がなく、角もない安全な作り。
乗り物、施設系シリーズ
その他とにかくたくさんのシリーズがあるのですが、これは消防車、警察、宇宙旅行、ドラゴン、海賊、城、などなど、男の子が好みそうな乗り物やそれに付随した施設や建物なんかのシリーズです。
かなり精巧なつくりで、遊びがいがあります。
これはドイツの消防シリーズ↓
乗り物や建物もすごいんですが、人形の装備もほんとうにかっこよくて、おすすめです!
家や学校の日常生活系シリーズ
日常生活系では、普通のドールハウスから、豪華客船やサマービーチ、牧場、馬小屋、学校、病院、ショッピングセンターから魔法の国まであります。
これはショッピングセンター↓
何でもそろいます。
子供たちのごっこ遊びがかなりはかどります…!
テレビや映画とのコラボ系シリーズ
映画の「ゴーストバスターズ」や、子供向けアニメの「ヒックとドラゴン」(日本でもやってます)や、こちらのテレビで放送されているアニメとのコラボものもありました!
コラボは毎年やっている様なので、要チェックです。
ドイツのどこで売っているのか?日本で買える?
ドイツでは、おもちゃ屋さんや、デパートのおもちゃ売り場、大きめの本屋さんなんかにも置いてあります。
(床に直置きで山積み↓)
日本で買える?正規販売店は?
そして、2019年現在、残念ながら、日本では正規販売店がありません。
株式会社ホットトイズジャパンが、ドイツのgeobra Brandstätter Stiftung & Co.KG(ゲオブラ・ブランドシュテッター社)と、日本国内における販売代理店契約を結びました…!!
何と!2019年2月に、そして!2019年9月10日より、PLAYMO.STORE(プレモストア)という通販サイトの運営が始まり、日本国内でも、適正価格でプレイモービルを購入することができるようになりました!!わーい!
2019年10月時点では、まだ品揃えは少ないですが、アマゾンや楽天なんかよりかなりお安く購入することができますよ~↓
「playmobil Fun Park(ファンパーク)」というテーマパークもあります
ドイツのニュルンベルク郊外、ツィルンドルフという場所に、プレイモービルのテーマパークがあります。
我が家は行ったことはないのですが、サイトを見たらものすごく子供が喜びそうな感じ…!
(公式サイトはこちら→Playmobil-FunParkドイツ公式サイト)
入場料は、ローシーズンで1日€8.90。
ものすごく安くて良心的…!
ここでしか買えない限定のplaymobilも、もちろんあります。
隣接した場所にファミリー向けホテルもあって安心です。
(公式サイトのホテル→PLAYMOBIL-Hotel )
行きたいな~
我が家の、ファーストプレイモービルについて
ここでちょっと、我が家の初プレイモービルをご紹介します。
実は、お店で購入したものではなくて、近所のドイツ人の男の子がフリーマーケットで出していたプレイモービルの車(ポルシェ)でした↓
一部部品がないのですが、何故か、次女がそれに執着したので買ってあげたのが最初です。
そして2回目は、クリスマスプレゼントの下見におもちゃ売り場に行ったときに、プレイモービルのアドベントカレンダーを見つけて購入!
よくあるアドベントカレンダーは、お菓子が入っているものですが、これは、1日1個のplaymobilグッズが入っています。
毎日毎日お菓子食べるのもな~と思って、お菓子入りのアドベントカレンダーを購入するのは控えていたのですが、これは即買いでした…。
しかも、購入当時はドイツで€20弱。安い!
子供も今から楽しみにしています。
*プレイモービルのおもちゃ系のアドベントカレンダーについて詳しくは以下の記事をご覧ください↓
そして、次女は今年、クリスマスプレゼントにプレイモービルのドールハウスを欲しがっています…!
*ドールハウス購入後の記事はこちら↓
ファーストプレイモービルには、このドールハウスがかなりお勧めです!
プレイモービルまとめ
どうしてこんなにプレイモービルが人気なのかと言うと、見て分かると思いますが、子供が遊ぶだけにとどまらず、大人も楽しめるほどの精巧さや完成度の高さがあるからです。
なので、ついつい、自分もほしくなっちゃうという…。
ただ、ラインナップがかなり豊富なので、収集癖のある人は手を出したら大変かもしれません…(それは我が家です…)。
ですが、LEGOとはまた違った世界観を楽しむことができて、ほんとうにおすすめです!
日本では正規販売店はできたものの、ドイツの方が品ぞろえが良く、お安く買うことができるので、ドイツ土産にもちょうど良いと思います!
子供の居るお家へのお土産には、喜ばれること間違いなしです。
ちょっとかさばりますが、手ごろなサイズのセットもありますのでぜひ(^v^)
クセになるかわいさです!