デュッセルドルフのクリスマスマーケットに行ってきました!
デュッセルドルフのクリスマスマーケットは、街の各所にテーマの違ったマーケットが点在していて、それぞれの雰囲気が全く違います。
なので、たくさんのクリスマスマーケットを回ったようなお得感が味わえますよ~!
市内で開催されている場所、それぞれのマーケットの特徴や楽しみ方、開催期間等に加え、各所マーケットの効率的な歩き方も紹介したいと思います。
目次
デュッセルドルフとクリスマスマーケットについて
デュッセルドルフとは
ドイツ西部のノルトライン・ヴェストファーレン州の州都、ドイツでは7番目に大きな都市で、ライン川河畔に位置しています。
日本企業の進出も盛んで、デュッセルドルフ市内には約5,000人の日本人の駐在員やその家族などが居住しているそう。
デュッセルドルフ中央駅近くのインマーマン通りは、日本人通りとも言われていて、日系企業は200社以上あります!
デュッセルドルフのクリスマスマーケット
そんなデュッセルドルフのクリスマスマーケットですが、市内中心地で何ヶ所かに分かれて開催されています。
それぞれテーマが違うので、全部行きたくなるという…。
開催場所に関しては、ハインリッヒハイネ駅を中心とすれば、いちおう全部徒歩圏内なので、頑張れば1日で全部回ることも可能だと思います。
以下の「開催日程と時間のお知らせ」の後で、それぞれの開催地の場所と様子を詳しくお伝えします!
2019年の開催日程と時間
2019年の開催日程等は以下の通りです。
デュッセルドルフのクリスマスマーケットは年末12月30日までやってます!
開催日程
2019年11月21日(木)~12月30日(月)
開催時間
日~木曜日:11:00~20:00
金・土曜日:11:00~21:00
*12月24日は10:00~15:00、12月26日は14:00~20:00
クリスマスマーケットの場所と様子
デュッセルドルフのクリスマスマーケットの開催地全体の地図です↓
地図:
(出典:https://www.duesseldorf-tourismus.de/startseite/)
以下でそれぞれの開催地の場所と様子を詳しくお伝えします~
職人のマーケット(Handwerker-Markt)
地図:
デュッセルドルフのクリスマスマーケットは、この市庁舎前のマルクト広場(Marktplatz)がメイン会場となっています。
ここのテーマは職人市場。
彫刻家、ガラス吹き、画家、彫刻家などの職人さんが屋台を出していて、その場で実演↓してたりするので、それを見ているだけでも楽しい!
もちろん飲食屋台もあります。
そして、ここにあるメリーゴーランド(画像左↓)は、約100年前のものだそう!
もちろん我が家の子どもたちの要望により、このメリーゴーランドにも乗車しました。
まあ、古いな~って感じはしましたが、100年前とは…!
小さい天使のマーケット(Engelchen-Markt)
地図:
旧市街の入り口ハインリッヒハイネ広場(Heinrich-Heine-Platz)にある会場。
小さい天使のマーケット(Engelchen-Markt)というだけあって、屋台の上には天使がたくさんいます↓
伝統的なものから新しいものまで、あらゆる種類の料理があるそうです(でもここでは何も食べなかった…)。
かわいい雑貨も多くありました!
クッキー型だけどっさり売っている屋台も。
クリスマスモチーフがたくさん。
ここはハインリッヒハイネ駅から近いのもあって、夜はとても混雑していましたよ~。
旧市街のマーケット(Altstadt-Markt)
地図:
上記市庁舎前の「職人のマーケット」と「小さい天使のマーケット」の間をつなげているフリンガー通り(FlingerStraße)で実施されています。
この、フリンガー通りの入り口にはグリューワインピラミッド(Glühweinpyramide)がそびえたっています↓ピラミッドの下でグリューワインなどの飲み物を販売。
実はこのピラミッド、良く見ると人形があまりかわいくない…?あれ…?
何故かというと、飾られている人形達は、実在の人物がモチーフになっており、詩人のHeinrich Heine、選帝侯Jan Wellem、芸術家Joseph Beuysなどなど、おじさま中心のラインナップだから。
現物見つけたらぜひ良く見てみて確認してくださーい!
ブルグ広場(Burgplatz)
地図:
ライン河の河畔にあるブルグ広場(Burgplatz)。
ここには、巨大観覧車があります!
巨大観覧車の下には、小さめのクリスマスマーケットが開催されています。
ここはトイレもあったし、意外と空いていたのでお勧めです。
ここの巨大観覧車にも乗ってみたので、興味のある方は下の記事をご覧ください!↓
星のマーケット(Sternchen-Markt)
地図:
Wilhelm Marx House の中庭にある、シュタットブリュックヒェン(Stadtbrückchen)では、星のマーケット(Sternchen-Markt)が開催されています。
ステキな照明デザインで、頭上には雪の結晶の様なものがあり、屋台は雪で覆われた小屋をイメージしています。
ここは、イルミネーションが映えるので、夜の方が楽しめます。
超ミニ観覧車もありました↓
乗っていたのは男の子一人でしたが、その子のためだけに観覧車を回してくれてました。
運が良ければ、貸切できますよ~!(^v^)
コーネリアス広場(Corneliusplatz)
地図:
ハインリッヒハイネアレー駅すぐのデパート、ガレリアカオフホフ(Galeria Kaufhof)隣の広場、ArcheoPointがあるところです。
ここにはスケートリンクが出現します↓
見ていると、ほとんどの方たちがみんなすいすい滑っていて驚きます。
慣れていない方は、子どもが押す台?の様なものがあるので、それを使うと安心…
スケート料金
・大人1日券:€7.50
・子ども(11歳未満)1日券:€5.00
・貸し靴:€5.00
私もこのスケートリンクで子供達と滑ってみました…!
スケートリンクの詳細については、以下の記事をご覧ください↓
また、スケートリンクに隣接した広い屋台があって、ここでは小屋の中で飲食できます。
さらに、スケートリンクの横には、飲食を中心とした屋台が立ち並んでいます↓
グリューワイン片手に、スケート滑ってる人たちを見てるだけでも楽しい時間が過ごせますよ!
Kö-Bogenのマーケット(Kö-Bogen-Markt)
地図:
デュッセルドルフのKö-Bogenにあるマーケット。
メリーゴーランドがあったり、飲み物・食べ物屋台が多かった印象です。
奥にはステージがあって、定期的にライブ音楽が演奏されています。
音楽で楽しい気持ちにはなれますが、ここは何故か風通しが良く、ものすごく寒かった…。
防寒はしっかりしていきましょう~
メルヘンマーケット(Märchen-Markt)
地図:
シャドウ広場(Schadowplatz)にあるメルヘンマーケット(Märchen-Markt)。
三角屋根の屋台と、15,000個ものLEDライトを使ったイルミネーションで、雰囲気がメルヘンです!ローテンブルクのクリスマスグッズ(ツリーの飾りなど)のお店のKäthe-Wohlfahrt-Angelsや、シュバルツバルドの特産品からジュエリーまで、さまざまなかわいいものが売っています。
Käthe-Wohlfahrtのお店は、これが仮設小屋?という位広くて(在庫置き場用か2階もあった)、たくさんのかわいいクリスマスグッズがあって、みてるだけで幸せ気分に。
昔は軽井沢にお店があって、初めて行った時は感動でした…!
是非自分好みのクリスマスグッズを探してみてくださいね~!
シャドウマーケット(Schadow-Markt)
地図:
色々なお店やデパート等が立ち並ぶシャドウ通り(Schadowstraße)にあるシャドウマーケット(Schadow-Markt)。
普段はショッピングストリートで、土日には買い物客でかなり混雑している場所です。
ここは、車道わきの歩道に屋台が並んでいる感じでした↓
デュッセルドルフのクリスマスマーケットおすすめのまわり方
基本的に、ちょっと頑張れば、徒歩で全部回ることができる距離です。
効率的な回り方としては、ハインリッヒハイネ駅を中心に、街の中心街(STADTMITTE)の方と旧市街(ALTSTADT)の方に分けて回ると分かりやすいと思います。
日中は人もそれほど多くなくとっても回りやすいのですが、やっぱり夜がおすすめ。
同じ場所(市庁舎前)での昼と夕方の比較画像↓当たり前ですが、暗くなってくると、イルミネーションが映えて断然美しい。
特に、小さい天使のマーケットと星のマーケットは夜の方がイルミネーションが映えて雰囲気がグッと良くなるのでおすすめです。
日中はお買いもの中心に屋台を回って、夜は身軽になって、イルミネーションとグリューワインでひたすら雰囲気を楽しむのがベストです!
デュッセルドルフのクリスマスマーケットのおいしいもの
グリューワイン(Glühwein)
グリューワイン(Glühwein)とは、ワインにスパイスやオレンジ・レモンなどを入れて温めたホットワインのこと。
デュッセルドルフでも、もちろんそこら中でグリューワインが飲めます!
グリューワインのカップも場所ごとに種類がたくさんあるので、ぜひいろいろ見て、飲んで、楽しんでくださーい!
デュッセルドルフのカップたち(一部)↓
カップは返却するとプファンド代(カップの保証金のこと)が戻ってきますが、持ち帰りたいときはそのまま持ち帰って大丈夫です。
年号や地名が入っているものも多いので、思い出の品として持ち帰るのも良いですよね~!
グリューワインの楽しみ方について書いてますのでぜひご覧ください↓
フォイヤーツァンゲンボウレ(Feuerzangenbowle)
グリューワインと一緒で、冬に飲む温かいワインで、ラム酒も入っています。
この、フォイヤーツァンゲンボウレの専門店が市庁舎前にありました。
専門店はなかなか見ないので、見かけたらぜひお試しすることをお勧めします!
詳しくは記事にしていますのでぜひこちらをご覧ください↓
シュピースブラーテン(Spießbraten)
焼いた豚肉を玉ねぎとともにパンに挟んだもの。
とってもシンプルで、ソースもかかっていないので、肉肉しい豚肉を食べることができます!
肉好きの方は是非!
*こちらの記事↓にもおいしい屋台飯を色々のせているのでぜひご覧ください~。
デュッセルドルフのクリスマスマーケットの注意点
日中はそうでもないですが、クリスマスマーケットは夜になるととても混雑してきます。
なので、どこでもそうですが、やはりスリには注意が必要です!
荷物は少なく、貴重品は肌身離さず、財布を出すときは油断しない!
大事!トイレの場所
下の地図にトイレの記載もあるので参考にしてください。
地図:
(出典:https://www.duesseldorf-tourismus.de/startseite/)
あんまり多くはないので、子連れの際には計画的に~(カフェなどでも貸してくれますが)。
デュッセルドルフのクリスマスマーケットまとめ
デュッセルドルフのクリスマスマーケットの良いところは、歩ける範囲でテーマの違うマーケットを楽しめるところです。
夜のイルミネーションはどこも本当にきれいで、気分が上がります!
しっかり防寒して楽しんでくださーい(^v^)
*デュッセルドルフ中央駅から近いベンラート城のクリスマスマーケットの記事↓