イギリス

ビッグベン(エリザベスタワー)|現在工事中!修繕工事はいつまで?見どころは?

実は私、ロンドンに行くまで知らなかったのですが、ロンドンのビッグベン(エリザベスタワー)は現在工事中です!

行ってびっくり、外観はほとんど覆われていて、ほんとうに一部しかみることができませんでした…!

でも、覆われているからと言って行かないわけにはいかないビッグベン

一番気になるのが、修繕工事の期間だと思うので、今回は、その修繕工事の期間と共に、周りが覆われていてももちろん見どころスポットはある!ので、そちらをご紹介したいと思います~

目次

ビッグベンの修繕工事はいつまでか?

現在修繕中のビッグベンの修繕工事期間は、2017年8月21日~2021年までの4年間となっています。

そして、工事期間中は鐘を鳴らすのも停止しています。

私が行ったのは2019年の2月ですが、その時点ではこんな感じでした↓

(ウェストミンスター橋方面から撮っています。)

周りに足場が組まれていて、一部シートなどで覆われています。

橋の上からの全景↓

期待していただけに「うーーん…」と渋い感じでしたが、一応、時計の部分だけは出ていましたよ…!

でも、観光客も結構居て、みんな足場の組まれたビッグベンをカメラにおさめていたので、まあ残念な見た目になってしまってはいますが、修繕中だろうと観光客はお構いなしですよね。

むしろ、4年間限定の貴重な姿ともいえるかも!!(考えようによっては…)

そして、ヨーロッパあるあるですが、工事完了時期はだいたいで、延長もありそうなので、どーーしてもビッグベンが見たい!という方は、旅行前に工事完了時期をよくよく確認してから行くことをお勧めします…!

工事についてのポスター(?)も貼ってありました↓

ビッグベン(エリザベスタワー)とは

ビッグベン(Big Ben)とは、ロンドンにあるウェストミンスター宮殿(イギリスの国会議事堂)にくっついている時計台の中にある大きい鐘の愛称です。

あの塔自体のことではなくて、塔の内部にある鐘のことを指すんだそうですよ~。

知らなかった…。

一応、通称ビッグベンで通じるそうですが、あの塔自体は「クロックタワー」と呼ばれていて、2012年の女王エリザベス2世の在位60周年を記念して「エリザベスタワー(Elizabeth Tower)」と呼ばれるようになっています。

じゃあ、「ビッグベン」ってどういう意味??ってなりますよね。

その「ビッグベン」の由来に関しては、複数の説がある様で、当時の工事責任者の名前からとったとか何とかで、わりといい加減な感じでした…。

 

ビッグベン自体は、1859年に完成し、150年以上ロンドンを見守ってきたシンボルです

15分おきに小さな鐘、1時間おきに大きな鐘を鳴らしています

高さは96.3mで、11階ありますが、地下鉄のジュビリーラインの影響で地盤状態が変化し、少しずつ傾いてきているとのこと…!

しかし、現在のペースで傾いて行っても、倒れるに至るまでは5000年(!?)くらいかかるそうで、急な対応を要するものではないそうです。

ビッグベン周囲の見どころ

せっかくビッグベンに行くので、もちろん周囲も見て回るのがおすすめです。

おすすめの場所をいくつかご紹介したいと思います。

ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey):徒歩圏内

ロンドンにあるイングランド国教会の教会で、1987年にユネスコの世界遺産に登録されています。

とっても歴史ある有名な寺院で、ここでは、戴冠式などの王室行事が執り行われます

さらに、寺院の壁には歴代の王や女王、政治家などが埋葬されていて、見どころになっています。

お隣はウェストミンスター宮殿(国会議事堂)で、ビッグベンの下から徒歩5分程です。

*チケットの詳細はこちら

日本語のオーディオガイドあります。

地図

*ウェストミンスター寺院公式サイト→https://www.westminster-abbey.org/

ロンドン・アイ(London Eye):徒歩圏内

イギリスのミレニアム(2000年)記念事業として1999年末に開業された大観覧車

高さは135mです。

これは1周約30分もかかるそうで、ヨーロッパ各国でよくみられる高速観覧車と違って、乗車は1周のみで、乗り降りの際に観覧車が止まることはありません(要は日本の観覧車と一緒ってことです)。

ゴンドラ自体は何と25人乗り!

心惹かれるものがありましたが、我々は料金面でちょっと躊躇して結局乗りませんでした…。

余裕のある方は是非どうぞ!

ビッグベンの下からだと、ウェストミンスター橋を渡って、徒歩10分弱で行くことができますよ。

*チケットの詳細はこちら

優先搭乗できるファストトラックチケットだと、待ち時間少なく乗ることができます。

地図

*ロンドン・アイ公式サイト→https://www.londoneye.com/

テムズ川(River Thames):徒歩圏内

ビッグベンの横?前?はテムズ川です。

ビッグベン近く、ウェストミンスター橋のほとりに、クルーズの発着場があります。

私たちは、今回、時間の関係でクルーズは見送ってますが、どこの国の河へ行っても、クルーズはお勧めです!

(ドイツのライン川、パリのセーヌ川ではクルーズしました~)

何が良いって、自分の足で歩かなくて良くて、一気に有名観光地を見られるのがいいところです。

なので、小さい子連れや高齢者など、体力面で不安のある方にはかなりお勧めです

単純なクルーズだけでなくて、ランチやディナーつきなどもありますよ~。

家族でも、カップルでもおすすめ。

*チケットの詳細はこちら

ロンドン塔(Tower of London):電車で

徒歩圏内ではありませんが、電車ですぐに行けます。

ビッグベンの最寄駅のウェストミンスター駅から、地下鉄Circle線District線に乗って、ロンドン塔最寄駅のTower Hill駅まで15分程で到着します。

ロンドン塔は、広くて観光に半日以上はみた方が良いかなと思うのですが、時間のある方にはとってもおすすめです!

別記事でかなり詳しく書いてますので、是非そちらをご覧下さい↓

イギリスの世界遺産「ロンドン塔」|処刑場・幽霊だけじゃない!楽しい見どころをご紹介!ロンドン観光で一押ししたいのが、このロンドン塔です。 入場料はなかなか高いものの、ここで1日遊ぶことができる盛りだくさんの場所です...

子連れなら、映画で観てから行くと気分が上がる!

子供を観光地に連れて行っても、意外と喜ばなかったりするのですが、映画やテレビなんかで観たことある場所だと、かなり喜んでくれます…!

ビッグベンは、映画でやっぱり印象的なのはピーターパン

私自身も、子供たちも、予習して「ピーターパンのあの時計の塔」だと楽しみに行ったので、工事中だと分かった時はがっかりでした…。

工事中ではありましたが、子どもたちに、「この周りをピーターパンが飛んでたんだよ~」と言ったら、「へーー!!」と驚いてくれたので、良しとします…。

ビッグベンではないですが、ハリーポッターでは、ビッグベン最寄駅のウェストミンスター駅が撮影に使われていたりします。

行く前に、映画を見て予習しておくと、子どもの気分が上がってより楽しめますよ!

ビッグベン(エリザベスタワー)のまとめ

現在は残念ながら修繕工事中ですが、周囲にも見どころはたくさんあるので、やっぱりおすすめのビッグベンです!

個人的には、修繕が終わった姿も見たいな~と、またいつか行ける日を想っています…。うう…。

では、ステキなロンドン観光を~(^v^)

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