正しい名前はBrauerei Schumacher(ブラオエライ・シューマッハ)と言います。
現地で人気のあるビアレストランです。
デュッセルドルフに来て、ドイツ的な食べ物とアルトビールを飲みたかったらここへ!という有名店。
英語のメニューもあるので、ドイツ語の敷居が高いわ~と言う方でも、本格的なドイツ料理&ビールを楽しむことができますよ!
お店の雰囲気やメニューの詳細についてと、実際に行ってみての感想、お店に行く際の注意点などについてお伝えしたいと思います~。
目次
シューマッハと名物アルトビールについて
シューマッハについて
Brauerei Schumacher(ブラオエライ・シューマッハ)は創業1838年の、デュッセルドルフで一番古いアルトビールの醸造所です。
Brauereiはドイツ語でビール工場・醸造所、という意味です。
正真正銘の、アルトビールの元祖のお店。
本店の醸造所はデュッセルドルフ中央駅から徒歩圏内にあり、そのビール醸造所の敷地内にあるレストランでは、醸造所で造られた新鮮なビールとドイツの伝統的な料理を楽しむことができます。
アルトビール(Altbier)について
アルトビール(Altbier)とは、ドイツ語で「アルト→古い」と言う意味で、昔からの古い製法で作られたビールのことで、デュッセルドルフで発展したものです。
古い製法と言うのは、昔、まだ冷却技術が発達していない頃に使われていた製法で、高温で発酵させる上面発酵で造られたビールのことだそうです。
とは言っても、私みたいにビールにあまり興味のない人間には良く分からないことで、とりあえず、このビールは、デュッセルドルフ特有のここでしか飲めないビール、という認識…。
この、シューマッハのアルトビールは、創業以来変わらない製法によって守られているそうです。
レストランでは、200mlの小さめのグラスで提供されています。
グラスがカラになると、自動的に新しいものと交換してくれて、飲んだ分だけ店員さんがコースターに数を記載↓して、最後にまとめて支払うといった方式。
もういらない場合は、グラスの上にコースターをかぶせておくとか、持ってきてくれた時にもういりませんという意思表示をすれば、それ以上運ばれることはありませんよ~。
もうひとつのビール「1838er」
メニューには、アルトビール以外にももう一つ、「1838er」というビールがあります。
こちらは、2013年5月1日のシューマッハ創立175周年を記念してつくられたものです。
オーストラリアとアメリカのホップを使用したフルーティーな香りのフレッシュなビールだそうです。グラスも、アルトビールのグラスとは違って、下にちょっと足が出ているグラスで、側面には「1838er」と書いてあります。
サイズはアルトビールと一緒。
お味の方は、こちらはアルトビールより苦みが少なくて、香りもまた別物。
個人的には、実は、「1838er」の方がアルトビールより好みのお味でした…!
ビール苦手な方は、こちらの方が飲みやすいのではないかと思います(私がそうなので…)。
ぜひ飲み比べしてみてくださいね~!
お店の様子
店内の様子
私たちが行ったのは土曜日の17時過ぎ頃。
入り口はそんなに広くないのですが、中がものすごく広くて驚きました。
早めの時間だったので、最初はそんなに混んでいなかったのですが、どんどんどんどん人が増えていって、最終的には広い店内ほぼ満席でした!
ものすごく活気のある店内で、楽しい時間を過ごすことができました!
私たちが食べたもの
実は、友人とその前日夜にがっつりとドイツ料理を食べていたので、あまり食欲のない状態で行ってしまいました…。
なので、とにかく軽いものを!とまず以下の2点↓を注文しました。
手前が、ハム乗せパンで、奥がサラダです。
その後、ボイルしたソーセージ↓
以上です…。
これらは全部、5€前後のお値段でお手頃。
もちろん、こういった軽食も何品かメニューにあるので、小食さんはぜひどうぞ…!
メニューについて
メニューについて詳しくお伝えします!
英語メニューがあります
最初はドイツ語のメニューだけ持ってきてくれたのですが、一緒に行った友人はドイツ語が全く分からないので、お店に英語メニューがあるか聞いたところ、別に持ってきてくれました↓ただ、何故か、すべてのメニューが英訳されているわけではなく、一部のメニューのみでした…。
なので、ドイツ語になじみがない方や、確実に食べたいものがある方は、事前に調べるか、その場でスマホで頑張って調べるか…が安心です!
おすすめのメニュー
ドイツに来たからには、やっぱり食べたい昔ながらのドイツ料理。
ソーセージの盛り合わせ
ドイツと言えばソーセージ。間違いなし。
シュニッツェル(Schnitzel)
薄いカツです。
これ食べてる人見ましたが、ものすごく大きかったです…!
胃袋に自信のある方、ぜひどうぞ!
シュバイネハクセ(Schweinehaxe)
豚の足。
これも、ものすごく大きかったです…!
心してかかった方が良さそうです…!
子どもは連れて行っても大丈夫?
子連れもちろん問題なしです!
ベビーカーで赤ちゃん連れのママさんも居たし、抱っこしてる人も居たし、小学生くらいの子どもも連れてこられていましたよ(その小学生は、大人たちが話している間、ずっとスマホ見て時間つぶしていた…)。
ただ、さすがに子ども3人以上とか、たくさん連れてきている人たちは居ませんでしたが…(大人の場だから)。
ちゃんと、アルコールフリーの飲み物もありますよ~。
シューマッハに行く際の注意点
シューマッハに行ってみて感じた注意点を3点ほど。
1、飲みすぎ注意!
グラスが空になると自動的に新しいアルトビールがやってくるので、要注意。
コースターに自分が今何杯飲んだかちゃんと書いてくれるので、確認しながら自分の限界を超えないように気を付けてくださーい!
2、料理注文の際の頼みすぎ注意!
ドイツ料理はどこでもそうですが、シューマッハも例外なく1品1品がものすごく大きいです。
あれもこれもと頼むにはほんとうに大きすぎる…。
食欲に自信のない方は、ものすごくお腹を空かせていくとか、1品を数人でシェアするとかした方が、たくさん残してしまうことにならなくて良いと思います。
3、トイレの場所注意!
1階奥の地下にトイレがあるのですが、トイレの表記がドイツ語で、確か男女を表す絵がなかったので、ドイツ語での「男、女」を覚えていった方が安心です。
これ、実際トイレ行った時に友人が困ってました…!
どっちか分からなくて、そこで中から人が出てくるまで待っていて確認してから入ったとのこと(どうも長かったと思ったら…)。
男→Herren、女→Damenですよ~!
シューマッハ(本店)の基本情報
地図:
住所:
Oststraße 123
40210 Düsseldorf
営業時間:
日~木曜日:午前10:00~夜中0:00 まで
金・土曜日と祝日前:午前10:00~夜中1:00まで
特別営業日:
12月24日:10~14時
12月25、26日:お休み
12月31日:10~17時
1月1日:お休み
*年末年始は営業時間に要注意です
デュッセルドルフのシューマッハのまとめ
デュッセルドルフに来たら「とりあえずシューマッハ」をお勧めします。
デュッセルドルフの元祖アルトビール、本格的なドイツ料理がいっぺんに食べることができるステキなお店です。
地元民もたくさん来ているので、ザ・ドイツのビアレストランといった雰囲気も楽しむことができますよ!
ステキなアルトビール体験を~(^v^)




