アイヤープンシュ(Eierpunsch)とは、ドイツ版玉子酒のことです。
私は、ドイツに行くまではこのお酒の存在を知らなくて、最初は、日本の卵酒を想像して(ちなみに飲んだことありません…)飲まず嫌いしていました。
でも、クリスマスマーケットでこれを飲んでいる人を見たら、アレ?何だかおいしそう…?
実際に飲んでみたら、想像していた卵酒とは全く違う!
と、虜になってしまいました。
以下、アイヤープンシュについて詳しくお伝えします。
これを読み終わったら、絶対に飲みたくなること間違いなしです…!
目次
アイヤープンシュ(Eierpunsch)とは
アイヤープンシュとは、クリーム系リキュールである、アイヤーリキュール(アイヤー:ドイツ語で卵の複数形)をベースとした飲み物です。
アイヤーリキュール(Eierlikör)
別名:Advocaat、Avocat、Advocat
アルコールと卵黄、砂糖からつくられたリキュールのこと。
アルコール度数は14~20%。
その、アイヤーリキュールを使用して作るのがアイヤープンシュです↓
アイヤーリキュールに白ワインやラム酒などのリキュール類、バニラ、砂糖などを加えて温めて作った飲み物です。
この、アイヤープンシュは、ドイツとオーストリアで、寒い時期、主にクリスマスマーケットで提供される冬のホットドリンクで、画像の様に上にホイップクリームを乗せたり(乗せるか乗せないか選べる)して、ストローが付いてきます。
アイヤープンシュのお味は?
日本の卵酒と言うと、お酒に生卵入れて…と、何だろう、生臭そうであまり良い印象にならないのですが…。
アイヤープンシュは、卵酒とは言っても、カスタードクリーム味に近い、と言うと、かなり印象が変わるのではないでしょうか。
スウィーツ系の甘くてまったりした感じのお酒です。
甘いものが苦手な方にはちょっと厳しい感じですが、甘いもの好きにはかなりお勧めできるドリンクです!
お酒も甘いものも大好きな私にとっては、夢の様な飲み物でした~!
アイヤープンシュを飲む際の注意点
上に生クリームがのっているので、スウィーツの様な見た目ですが、ちゃんとお酒です!
お子さん連れの場合は要注意!
下が、アーヘンで購入した、ココアの生クリーム乗せ↓
そしてこちらがデュッセルドルフで購入したアイヤープンシュ↓
マグカップによっては、中身が見えないこともあるので、見た目だけでは判別できず、確実に子供が飲みたがる見た目なのでご注意ください…!
さらに、かなり甘さがあり、デザート感覚で結構飲めてしまうので、飲みすぎ注意です!
ちゃんと、他のお酒並みにアルコール度数があります(原材料のアイヤーリキュール自体のアルコール度数が14~20%)。
エッグノッグとは違うの?
良く聞くエッグノックとアイヤープンシュは、調べてみたらちょっと違いました。
エッグノック(Eggnog)
牛乳をベースとして、クリーム、砂糖、ホイップした卵にシナモンやナツメグなどのスパイスを加えた飲み物で、北米を中心に飲まれている。
ラム酒、ブランデーやウィスキーなどアルコールを加えてカクテルとして飲むことも多い。
エッグノックは冬の飲み物で、クリスマスや大晦日に多く飲まれる。
以上の様に、エッグノックは、アルコールを別で添加してカクテルとして飲むものですが、アイヤープンシュはもともとアイヤーリキュールという卵のリキュールを使っていることが多い様です。
でも、どちらも卵を使った甘い飲み物で主に冬に飲む、と言う点は共通していました~。
アイヤープンシュのまとめ
アイヤープンシュについてまとめると↓
アイヤープンシュ(Eierpunsch)まとめ
・卵の入った甘いリキュールである、アイヤーリキュールから作られている
・ドイツとオーストリアのクリスマスマーケットで飲めるホットドリンク(お酒)
・カスタードクリームの様なスウィーツみたいなお味
・上にホイップクリームクリームものせられる(別料金)
お酒好き!甘いもの好き!な方は、「卵酒…?」と思わずにぜひ挑戦してみてくださーい!
ではでは、ステキなアイヤープンシュ体験を(^v^)