クリスマスのアドベント時期が近付くと、ドイツのお花屋さんに、クリスマスリースにろうそくが突き刺さったものが売り出されます。
何でろうそくが突き刺さってるんだ??と思っていたら、これはアドベントクランツ(Adventskranz)というものだと判明。
ドイツで、アドベントの時期に行われる素敵な習慣のひとつです。
そんなアドベントクランツについて詳しくと、不器用さらには超不器用な方向けの簡単なアドベントクランツの作り方をお伝えしたいと思います~!
目次
アドベントクランツ(Adventskranz)とは
アドベントクランツ(Adventskranz)はドイツ語で、英語ではアドベントリース(Advent wreath)と言います。
アドベント(Advent):待降節(4回の日曜日を含むクリスマス前の4週間)
クランツ(Kranz):花輪や葉冠(花・小枝などを輪の形に編んだもの)
詳しく言うと、アドベントの時期に飾る、モミの小枝でつくったリース(輪っか)に、ろうそくを4本立てたものです。
アドベントの日曜日ごとに、このろうそくを1本ずつ点灯していきます。
1週目の日曜日は1本、2週目は2本…と増やしていき、クリスマスの週には全部のろうそくに点灯することになります。
こうして順番に点灯していくことで、クリスマスまでの期間を楽しむわけなのです。
ちなみに、キャンドルの1本1本にもそれぞれ意味があって、1本目が希望、2本目が平和、3本目が喜び、4本目が愛というキリスト教の概念を表すと考えられているそうです。
ドイツで売っているアドベントクランツの紹介
アドベントの時期になると、それはそれは色々な種類のアドベントクランツがお花屋さんを中心に並んでいます。
人形が置いてあったり、小さいリンゴとか、リボンがかわいい…!
さらに、ものすごく凝ってるものから↓
(羊の!人形が!かわいい!)
あまり飾りっ気無いシンプルなものまで↓
棒みたいなものは、シナモンで、香りも楽しめます。
ろうそく1本のものもあるので、これは単なる飾りつけ用なんでしょうか。
さらに、リースがもはやモミの木ですらないものも↓
ろうそくが4本あれば、「こうでなくてはいけない」的なものはあまりないんでしょうかね~。
そう思うと、インテリアとして楽しむ幅が広がります!
以下に、簡単な作り方をご紹介したいと思います。
アドベントクランツの作り方
不器用さん向けと、超不器用さん向けの作り方を紹介します!
簡単なアドベントクランツの作り方(不器用さん向け)
不器用さんだけど自作したい方は、花屋さんにすでにリースの形になっているモミの木が売っているので、迷わずそれを購入しましょう!↓
サイズも色々ありますよ~。
何故かというと、不器用さんはまず、モミの木を輪っかにする時点で必ず挫折しますから…。
ここが一番手間がかかります…。
あとは、ろうそく4本と飾りを購入して、何とか接着しましょう。
ろうそくは、おしりに針金やヘアピンなどを差し込んだり張り付けたりして足をつけると刺さりやすいです。
はい完成!
超簡単なアドベントクランツの作り方(超不器用さん向け)
リース型が主流ですが、実は、リース型にしないアレンジもあるのです。
(画像がないのが無念です。)
超不器用さんは、とりあえず、以下のものを用意してください。
・ろうそく4本(太めだと置くだけで自立する)
・手ごろなサイズの箱とか皿とかプレートの何か載せられるもの(表面平らが良い)
・切っただけのモミの木の枝(花屋で売ってます)
・そこら辺で拾った松ぼっくりやドングリや実
そして、モミの木をバシバシ切って、他の飾りとともに箱や皿やプレートの上にいい感じに載せるだけです。
はい完成!
超不器用さん向けのアレンジでも、センスがあると、かなりいい感じのアドベントクランツが出来上がります。
もちろん、小さい人形やリボンなどほかの飾りも加えると一層ステキです。
日本だったら、全部百均で準備できそうですよね~。
長持ちさせたい方は、生け花用の吸水スポンジをお皿にのせて、モミの木やろうそくを刺していくという方法もあります。
さらに、つくるのすら面倒くさいけど楽しみたい方は、割高にはなりますが、お花屋さんの通販でもお取り扱いがありました↓
アドベントクランツまとめ
日本ではそんなにメジャーではない様ですが、ドイツでは本当によく見かけます。
しかも種類がたくさんあるので楽しい。
リースより気軽にできる方法もあるので、クリスマス気分をあげたい時は、ぜひ試してみてください!
これがあるだけで、テーブルの上が一気にクリスマスらしくなります。
日本に帰ったら、お花屋さんとか探してみたい!あるかな~?
では、クリスマスの準備、楽しんでくださいね~(^v^)
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