ドイツ文化

ドイツ語と英語で違うドイツの地名|英語圏の人と話すときはドイツの地名に注意

日本に帰ってきてから、ドイツに居たときには気づかなかったことにいくつか気が付いたのですが、その中で、一番大きいことがこれです。

ドイツの地名は、ドイツ語と英語で違うものがあるということ!

よく考えると、国名だって言語によって呼び方が違うんだから当たり前でしょ??って感じなんですが、何と、日本に帰ってくるまで全く気が付きませんでした…。

日本だって、ドイツ語ではヤーパン英語はジャパンフランス語はジャポンになってるし!

今回は、何故私がこの事実に気が付いたのかという点と、個人的に特に注意したい地名をお伝えしたいと思います~

目次

なぜ日本に帰って来てから気が付いたのか

これに気がついたのは、日本に帰って来た翌日のことでした。

我が家は、帰国時に成田空港に降り立った訳ですが、自宅までやや距離があるため、成田で1泊することにしていました。

ちなみに宿泊先はホテル日航成田(出国時に宿泊して子供に評判が良かったため、再度宿泊することに)。

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そこで、朝食をとっている際に、隣に座っていたアジア系のご夫婦が、英語で子供たちに話しかけてきました

私も加わって、お話をしていると、ハワイから来た日系のご夫婦で(日本語はほとんど話せない)どうやら、我が家の娘たちくらいのお孫さんがいらっしゃって興味を持ったご様子。

我が家がちょうどドイツ帰りということをお話したら、そのご夫婦は、日本以外も世界各国をたくさん旅行されているようで、ドイツにも行ったことがあると。

そこで、ドイツの話題になるわけです。

私たちがライン川沿いに住んでいたっていう話は何とか通じて、ご夫婦も行ったことがあるらしい。

そこから話題を広げようと、ライン川行ったなら知ってるだろうと思って、かの有名な世界遺産のケルン大聖堂の話をするも、どうにも「ケルン(Köln)」が通じない

ドイツ語でも発音が難しい「Köln」だから、自分の発音が悪いのかと思って何度も繰り返すが、一向に通じない

結局ドイツの話題は特に広がりを見せないまま終了…。

そして、全部終わった後に夫の一言。

「ケルンは、英語だとケルンじゃないから通じなかったんだよ」

 

早く言えよーーーーー!!

 

と、これがきっかけで日本に帰って来て初めてこの事実に気が付きました。

ドイツ国内ではケルンはケルンだし、日本語でもケルンだから全く気が付きませんでした…。


ケルンは英語で何というか

気になりますよね~。

ケルンは英語で「コロン(Cologne)」です

まずCから始まってるし。知らんわ。

 

と思ったのですが、調べると、ちゃんとした由来があって納得。

もともとケルンは紀元前には「オッピドゥム・ウビオルム」と呼ばれていました。

何かの呪文みたい…。

その後、「コロニア・アグリッピナ」に。

コロニア→ラテン語でローマの植民地という意味だそうです。

そのコロニアが訛って、ドイツ語では「ケルン」英語では「コロン」と言うようになったそうです。ちなみにフランス語でも「コロン」と言います。

そういえば、「オー・デ・コロン(Eau de Cologne)」というフランス語は「ケルンの水」と言う意味でした…!

そのコロンか!

と、ものすごーく納得しました。

知らなかった方も、これできっと覚えられたはずです…!

その他、注意したい「ドイツ語と英語で違うドイツの地名」

調べてみたら他にもありました「ドイツ語と英語で呼び方の違う地名」が!

割と有名な地名なので、覚えておくと役に立ちそうです。

独:ミュンヘン(München)→ 英:ミューニック(Munich)

独:バイエルン(Bayern)→ 英:ババリア(Bavaria)

これは英語で言われたら、何のこと言ってるか全く分かりませんね…。

と言うか、日本語の呼び名はドイツ語寄りだったというのも分かって面白い!

「ドイツ語と英語で違うドイツの地名」のまとめ

今回、全くの偶然から「ドイツ語と英語で違うドイツの地名」があることに気が付くことができました!

あたりまえと言えばあたりまえのことなのですが、いざ、自分が困らないと気付かないことが多いな自分…。

英語圏の人とドイツの話をするときには、上記の地名に是非気を付けてくださいね!

ではステキな外国語ライフを~(^v^)