我が家、ほぼ1年ぶりにドイツから日本に帰国しました。
たった1年と思うのですが、1年で「日本変わった!」と思うことがあったので、お伝えしたいと思います。
具体的には、日本版ロンドンタクシーについてと、日本のナチュラル・オーガニック製品の普及について。
そして、日本の食の素晴らしさを伝えたい…!
(ちなみにアイキャッチ画像は、帰国直後にじいじが連れて行ってくれた叙々苑のランチです…。嬉しすぎて画像におさめました…。)
目次
日本版ロンドンタクシーが都内を走っていた
イギリスに行ったときに「これタクシー??かわいい!」と、張り切って画像↑を撮ったものの、何と日本にもありましたロンドンタクシー風タクシー(長い…)。
でも、日本版をよく見たらTOYOTAのマークが。
これ、実は2017年10月半ばにはTOYOTAより発表された「ジャパンタクシー」というものの様です。
1年前の出国頃には、私は全く見たことなかったので、この1年でかなり普及した模様。
私の狭い都内行動範囲内でも見かけるようになりました。
もともと、何故このタイプのタクシーが開発されたのかと言うと、国土交通省が推進する「ユニバーサルデザインタクシー認定制度」からで、高齢者や子供でも乗りやすく、車椅子なども入れることができるデザインのタクシーとして開発されたそう。
この点には大賛成なのですが、何故、ロンドンタクシー風に…?という疑問は残るところ…。
でもって、日本のロンドンタクシーの顔があまりかわいくないところが気に入らない点なのです。
どんな人でも乗りやすいとなると、大きめの車体で出入りしやすい入口で…というので、車体のデザインは割と限られてくるのでしょう。
でも、個人的にこの車の顔が、どうもこう見えてしまって↓好きになれない…。
もともと、私がバンの顔があまり好きではないせいでしょう。
ちなみにイギリスのロンドンタクシーはこう見えます↓
なんか、かわいく見えてしまうんですよね~。
ちなみに、免許は持っていますがペーパードライバーで、車にほっとんど興味のないワタシ(まりまり)がお伝えしていますよ!
なので、車の絵はだいたいな感じですので、あんまり詳しく見ないでくださるとありがたいです…。
AEON(イオン)にナチュラル・オーガニック製品が増えていた
休日も平日も、我が家が一番利用している場所が、そう、「イオンモール」です。
(もちろん、イオンの株も持っていて、休憩に家族でラウンジ利用する勢です…!)
その、イオンモールのスーパーや化粧品・雑貨販売所に、この1年で、地味にナチュラル・オーガニック製品が増えていました。
私は妊娠・出産で肌が敏感肌になってしまい、ナチュラル系化粧品や洗剤、雑貨などをなるべく使うようにしていたのですが、近所では、まずそういった商品の品ぞろえが少なく、結局Amazonとか通販で購入していました。
これだと、急になくなってしまったときとか、買い忘れていた時に、パッと買いに行けなくて不便なんですよ~。
が、イオンが本気出してきました(たぶん)。
イオンは今までも、オーガニック商品を自社製品で置いていたりしていて(いまいちな感じのものもあるけど)頑張ってるなあ~とは思っていました(謎の上から目線…)。
その自社製品の増加に加えて、私が今まで通販で購入していたナチュラル・オーガニック系の化粧品や雑貨などの品ぞろえが良くなっていました。
感動したのは、ナチュラル系ライナーやナプキンが置いてあること!
これ、普通のスーパーではなかなかないのです。
まあ、お高いんですけどね…。
ドイツでは、ドイツ発のオーガニックブランドも多く、オーガニック製品がお安く購入できたので(日本の1/2~1/3程度のお値段)、日本も、もっとナチュラル・オーガニック製品が普及して、そういった安全な商品が手軽に購入できるようになると良いですね~。
個人的に充実して欲しいのは、特に赤ちゃん向け製品。ベビーフードとか。
うちの子はもう小学生なので関係ないんですが、日本製のオーガニックベビーフードって選ぶほど商品がない。
その点、ドイツでは子供向けのナチュラル・オーガニック製品は本当に充実していました。
「あ~、これ、うちの子達が小さかったら絶対買ってたわ~」ってスーパーウロウロしながら悔しい気持ちになってました…!
頑張れイオン!
日本は外食が安くてバランス良くておいしい
日本に帰ってきて、まず、家族で行ったお店が「スシロー」です。
回転ずしばんざい。何でもあります。
ドイツでも、スーパーなどでパックで寿司の詰め合わせなど売っていて、実際たまに購入していたし食べると嬉しいんですが、やっぱり日本の寿司とは別物なのです。
寿司の形をした別の食べ物レベル。シャリ固い、海苔噛み千切れない。
100円の寿司でも、ドイツの寿司より格段においしいのです。
若い時にフランスに1年ほど行っていた時は、何故か日本食への欲がほとんど湧かなかったのですが、今回は、年をとったせいかほんとに日本食が恋しかったです。
この気持ちをよく表した名著がこちら↓(リンクはAmazonです)
白米からは逃げられぬ ~ドイツでつくる日本食、いつも何かがそろわない~
これからドイツに長期行かれる方は是非心の友にどうぞ。
漫画ですが、結構実用的です。
こちらの作者の白乃 雪さんですが、もともと漫画家で、あたりのキッチン!という料理漫画を描かれていた方。
ドイツ人の方と結婚されて現在はドイツ在住。
日本食への情熱がスゴイ!!
ドイツ生活のエッセイ漫画も描いていらっしゃいます。おすすめ。
さらに、ドイツは外食お高めです。
家族でバランスの良いお食事でもしようとするとなかなかお高い。
ブラートブルスト(ソーセージ挟みパン)とかはお安めですが、まあ、正直パンとソーセージだけですからね。
ケバブはね、野菜もお肉も両方とれてほんとに良いのですが、食べ過ぎて子どもに嫌がられる様になってしまいました…。
中華料理系のスナックも安い様で日本ほどは安くない(焼きそばもどき良く食べてました)。
日本だと、寿司2貫で100円です。
定食だって1000円以下で食べられるし、お茶が無料で出てくるんです(ドイツは水も有料)。
食べ慣れたものが一番ってのもあるのでしょうが、日本の食ってこんなに栄養バランス考えられていてヘルシーでバリエーション豊かでおいしくってお安いなんて素晴らしいと実感した次第です。
そんなにお金出さなくても、定食とかコンビニとかでも比較的バランスのとれた食事が気軽にとれるのはほんとに良い食文化だなあと、帰国後に気が付きました。
まとめ
日本に帰国してから早1か月以上経過してしまったので、もうすっかり日本の生活になじんでしまいましたが、帰国当初は日本のすべてが新鮮に感じました。
でも、あんまりそれを言うと「あいつドイツかぶれしてきたわ~」と言われかねないので、ここで静かにお伝えしています…。
まあ、ありきたりの言葉ですが、海外に長期間居ると、日本の良いところを改めて発見することができて面白いです。
日本の悪いところは日本に居る時から結構気が付くものですが、逆に良い点の方が気づきにくかったんだなあと実感しました。
そして、日本を離れた結果たどり着いた結論。
「日本の食は素晴らしい」
以上です!