ロンドンに行ったら外せない、大英博物館(The British Museum)!!
実は、行った日がものすごく体調悪くて思ったように動けなかったのですが、結果、やっぱり行って良かったです…!
実は、2019年夏に開催されたマンガ展開催前で、マンガ展のポスターしか見ていないのですが、大英博物館内にババーンと「ゴールデンカムイ」のイラストが吊り下げてあるのはとっても嬉しくなりました。
そして、大英博物館は、ぜひとも子連れで行くのがおすすめ!
子供と行く前に「ある本」を読んでおくとより一層楽しむことができるので、それもご紹介したいと思います~
目次
大英博物館(The British Museum)とは
イギリスのロンドンにある世界最大規模の博物館です。
収蔵品は約800万点で、そのうち常設展示されているのは約15万点ほど。
何と入館料は無料で、施設維持費は寄付、グッズ販売から得られているそう。
館内入り口付近には巨大な募金箱が置いてあり、世界各国どの通貨での募金も受け付けています(寄付は義務ではない)。
また、無料の展示以外にもSpecial exhibitions(特別展)として、有料の展示会も実施しています。
大英博物館では日本の「マンガ展」が開催されたことも!
2019年の5月23日から8月26日まで、Special exhibitions(特別展)として、日本のマンガ展が開催されていました。
国外最大規模の展示で、漫画大好きな私としては、これもうぜひともこのマンガ展を見に行きたかったのですが、時期が合わずそれは叶いませんでした…。
すっごく残念。ほんとに残念…。
でも、我が家が行った時には、マンガ展の予告の垂れ幕やポスター↓が掲示してあったので、それだけ画像に収めてきました!
大英博物館に行った日はかなーり体調が悪かったのですが、これだけで気分が救われましたありがとうございます…!
この「ゴールデンカムイ」は第22回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した作品。
何で、この展覧会のキービジュアルに、この野田サトル・作の「ゴールデンカムイ」が選ばれたのかと言う点に関しては、この漫画のテーマが多様であること、ダイバーシティー(多様性)を体現する作品であることが理由だそうです。
*ゴールデンカムイ1巻はこちら↓
マンガ展の内容
約50人の漫画家による70作品、約240点の原画などが展示されました。
「鉄腕アトム」から「セーラームーン」「ONE PIECE」「ドラゴンボール」とか、最近の作品ではポスターになった「ゴールデンカムイ」や「進撃の巨人」などなど、多くの漫画作品の原画や複製原画、描きおろし作品などが一堂に集まりました。
もう、みんな、自分世代の漫画・漫画家の方が多くて嬉しい限り…!
大英博物館公式サイトでは、
the exhibition will explore manga’s global appeal and cultural crossover, showcasing original Japanese manga and its influence across the globe, from anime to ‘cosplay’ dressing up.
アニメからコスプレドレスアップまで、オリジナルの日本のマンガとその影響を世界中で紹介する、マンガの世界的な魅力と文化の交差を探ります。
とあり、以下6つのゾーンに分けて日本の漫画を紹介していました。
導入:不思議の国のアリス――イギリスと日本
ゾーン1:マンガという芸術 The Art of Manga
ゾーン3:すべての人にマンガがある A Manga for Everyone
ゾーン4:マンガのちから Power of Manga
ゾーン5:マンガとキャラクター Power of Line
ゾーン6:マンガ-制限のない世界 Manga: no limits
漫画作品そのものだけでなく、そこから派生したコスプレや2次創作(コミケとかも)などにも触れた内容になっていたそうです。
うーん、行ってみたかった…!
子連れで行くなら「暗号クラブ」を読んでから行こう!
我が家の上の子ですが、もともとこの「暗号クラブ」シリーズが大好きなんです。
この本を読んでいたおかげで、大英博物館を予想以上に楽しめたのでお勧めしたいと思います!
「暗号クラブ」とは
児童書作家ペニー・ワーナー(Penny Warner)作。
アメリカ、カリフォルニア州ダンヴィル在住。
多くの児童書を執筆しており、その本は世界14ヶ国で出版されています。
今回ご紹介した「暗号クラブ」シリーズは現在14巻まで発売されています(2019.5現在)。
このシリーズ、舞台はアメリカなのですが、日本での人気が高い様で、5巻からはもともと4人だった暗号クラブメンバーに日本人の女の子が加わって5人になったり、9巻では暗号クラブのメンバーが日本へやってきたりします。
この「暗号クラブ」の4巻↓「よみがえったミイラ」に、エジプト遺跡やヒエログリフ、ロゼッタストーンなどが出てくるのです。
そこで知識だけはあった娘が、「ロゼッタストーン」を見て大興奮!
この「ロゼッタストーン」以外にも、大英博物館にはミイラとか古代エジプト関連品とかたくさん展示してあるので、私より興奮して見学しておりましたよ!
本物の「ロゼッタストーン」↓
我が家が見た時は割と空いていましたが、ツアーのお客さんとかぶった時や、時間によっては近づけない程混雑していることもありました。
そんなわけで、「暗号クラブ」のおかげで娘にとっては結構実のある大英博物館見学になりました。
*暗号クラブ4巻はこちら↓
娘の購入したお土産
そんな「暗号クラブ」効果から、娘の購入したお土産は以下の通りです。
ロゼッタストーングッズ
これ、実用的なものから、面白いものまでとにかくたくさん種類があるので選ぶのが大変でした…。
結局、ロゼッタストーン型のキーホルダーを購入して、一番お気に入りのバッグにつけています。
ヒエログリフ定規
大きめの定規にヒエログリフ型に穴が開いていて、それをなぞると簡単にヒエログリフが書けるというもの。
これを購入後、我が家でヒエログリフブームが。
「暗号クラブ4巻」に、ヒエログリフの対日本語表なるものが付いていて、これをもとに暗号を作りまくっていました。
そういうのが好きな子にはとってもおすすめ。
大英博物館の詳細
入場料:無料
開館時間:10:00~17:30(入場締め切りは1時間前)
金曜日は20:30までオープン
お休み:1月1日、12月24日・25日・26日
*日本語のオーディオガイドあります。
*入館前に荷物検査があります。大英博物館の敷地内では、車輪付きのケースや大きな荷物(40x40x50cm)は持ち込めません。
*The British Museum公式サイト→https://www.britishmuseum.org/
大英博物館へ行く際の注意点
上記詳細の欄で記載していますが、大英博物館では荷物は預けられません。
ドイツは旅行者のために、駅などにロッカーが設置してあるところが多いんですけどね~。
そして、大英博物館内に大きいバッグ(スーツケース)は持ち込むことができません。
大英博物館の公式サイトには、下記のように記載があります。
Wheeled cases and large items of luggage are not allowed on British Museum premises. Storage for luggage is available at major rail stations, including Euston, King’s Cross and Charing Cross.
訳:大英博物館の敷地内では、車輪付きのケースや大きな荷物は持ち込めません。荷物の保管は、Euston、King’s Cross、Charing Crossなどの主要鉄道駅で利用できます。
なので、上記の駅か、宿泊しているホテルに預けるしかありません。
我が家は最終日に大英博物館に行くことにしていたので、宿泊先駅付近等でスーツケースの預ける場所やロッカーを探しましたが、見つかりませんでした。
仕方ないので、大英博物館からはちょっと遠かったものの、宿泊していたホテルに荷物を預けて、最後にホテルに荷物を取りに行ってから空港へ向かいました。
要注意です。
大英博物館まとめ
マンガ展に行けなかったのはものすごく残念でしたが、大英博物館、ものすごく見ごたえがあって面白かったです。
子供に関しては、「暗号クラブ」のおかげでさらに楽しむことができていたようです。
館内はとても広いので、何はともあれ体調を万全に整えて行くのがおすすめです…!
では、良い大英博物館体験を~(^v^)