ベルギーに行って絶対にはずせないワッフル。
今回ブリュッセルに行って、どうやらワッフルにも種類があるということが分かりました。
甘いもの好きとしては、食べ比べなくちゃ気が済まない…!
と、強い意気込みとともに、ベルギーワッフルの食べ比べをしたのでその紹介と、おすすめのお店や、テイクアウトで食べるときの注意点などについてお伝えしたいと思います。
目次
そもそも、ワッフルとは?
ワッフルとは、小麦粉、卵、バター、牛乳、砂糖、イーストなどを混ぜて発酵させた生地を、ワッフル型で挟んで焼き上げたお菓子の事です。
特徴は、生地にイーストを使って、発酵させていること。
ただ、アメリカでは醗酵時間を節約するため、イーストの代わりに重曹とベーキングパウダーで膨らませることが多いようです。
ちなみに、英語:waffle、オランダ語:wafel、フランス語:gaufre。
ベルギーワッフルの種類
ベルギーワッフルと呼ばれるものには2種類あります。
「ブリュッセル風ワッフル(Brussels Waffle)」と「リエージュ風ワッフル(Liege Waffle)」です。
それぞれ全く違うものなので、以下、詳しく見ていきましょう!
リエージュ風ワッフル(Liege Waffle)
こちらは日本で良く見る丸い形のワッフル。
食べごたえのあるもちもちした食感で、ワッフル自体にお砂糖の粒が入っていて、甘いタイプのものです。
こちらは、パンに近い感じで、焼く前の生地が固めで、手で成形できます。
それが、このもちもちした食感を生み出すのです。
名前の由来は、ベルギー南東部の都市リエージュにちなんでいます。
ブリュッセル風ワッフル(Brussels Waffle)
四角い形のワッフルです。
外がカリッと、中がフワッとした柔らかめの軽めの食感のワッフルです。
もともとの生地の水分が多く、ワッフル焼き器にお玉などで流し込んで焼きます。
なので、食感もパンケーキに近い様な感じ。
生地自体の甘さも控えめなので、上にトッピングを乗せて食べるのが主流です。
名前の由来は、もちろんベルギーの首都ブリュッセルにちなんでいます。
おすすめのトッピング
2種類のワッフルについて詳しくお伝えしましたが、次は、それぞれのワッフルに合うおすすめのトッピングについてです。
リエージュ風ワッフルおすすめのトッピング
リエージュ風ワッフルのトッピング例↓リエージュ風ワッフルは、生地自体を楽しむトッピングがおすすめです。
お店によって色々トッピングできますが、画像上の方にある、粉糖やチョコやジャムだけっていうシンプルなトッピングの方がこちらのワッフルにはあっていると思います。
なぜなら、ブリュッセル風よりは生地が硬めなので、色々どっさり乗せてると、ワッフルが切りづらくてとっても食べにくいのです…。
ブリュッセル風ワッフルおすすめのトッピング
ブリュッセル風ワッフルのトッピング例↓ブリュッセル風ワッフルは、お好みのトッピングをのせて楽しむのがおすすめです。
ワッフル生地自体の甘みが少なく、柔らかめなのでトッピングと一緒に食べるのに適していると思います。
ワッフル屋の選び方
ブリュッセルでは、そこらじゅうにワッフル屋があるので、正直、どのお店が良いかよく分りませんでした…。
いくつか回ったり、調べたりしてみた結果、お店を選ぶ際の基準としては、混んでいる場所が良い!という結論に達しました。
おいしいから混むんでしょ?という、当たり前の基準ですが、別の理由もあります。
それは、混んでいるお店だと、作り置きしていないので、作りたてを食べることができるのです!
ただのワッフルなら日本にもあるし、ここは本場で作りたてを食べて欲しい。
というか、作りたてを食べることにベルギーワッフルの醍醐味があると思います!
なので、混んでいるお店はちょっと待ちますが、ここでしか食べられない、ホワッと温かいできたてワッフルを食べられますよ~!
おすすめのお店
もちろんワッフルの有名店もあるのでご紹介します。
両方とも、ブリュッセルの観光の中心であるグランプラスから小便小僧までに向かう道の途中にあります。
この道は、たくさんのワッフル屋さんがあって、観光客がみーんなワッフルを食べてましたよ!
Dandoy(ダンドワ)
ブリュッセルで一番有名なワッフル屋さんです。カフェ併設店舗もあります。
前を通るたびに、店内が混みあっていました。
詳しくは、以下の記事をご覧ください↓
Le Funambule(ル・フナンビュル)
小さなテイクアウト専門店で、ワッフル片手の小便小僧↓が目印です。
なかなかシュールな感じです…。
ここのお店だけ、ワッフルの試食をやっていて、おいしかったので購入しました。
トッピングごとに番号が付いていたので、注文の際にとっても楽でした。
子どもたちのリクエストで、バナナ生クリーム。
バナナ1本分くらい入っていて、上のトッピングがメイン??くらいのモリモリの見た目。
バナナなんて毎日食べてるジャン!と思うものの、まあ、喜んで食べてました…!
テイクアウトでワッフルを食べる際の注意点
わたしの実体験をもとに、注意点をお伝えしたいと思います。
ワッフルのテイクアウトのお店では、その場で焼いたほかほか温かいワッフルの上に、トッピングを乗せてくれます。
特に、生クリームを乗せた方に強く注意したいことがあります。
それは、ワッフルの上に乗せたクリームが、いとも簡単にスルッと落ちるということです…!
温かいワッフルなので、乗せたクリームがワッフルとの接触面から溶けて滑り落ちます。
そろそろお分かりかと思いますが、わたし、落としました…。
ちょっと傾けただけで、それはもう、簡単にスルンと落ちました。
トッピングの頼み方が欲張り過ぎたのか、ワッフルの上に温かいチョコレート、その上に生クリームを乗せたので、もう、滑りが最高の状態。
一気に下まで滑り落ちました。
ああ~(T_T)と思って、落ち込んでたんですが、何と、他のワッフル屋さんの前にも落ちた生クリームを発見!しかも2件も!
つまり、私以外の誰かも落としていたということです…!
なので、生クリームトッピングの際には、最大限の注意を払ってワッフルに向かってくださいね…!
ベルギーのワッフルまとめ
今回ブリュッセルに行って、世界各国からの観光客がみんなワッフルを食べている姿を見て確信しました。
ベルギーに行くなら、ワッフルの食べ比べは必須です!
事前知識を蓄えて、準備万端でワッフルに挑みましょう。
本場のワッフルをぜひ楽しんでくださいね~(^v^)
ちなみに、ワッフル食べたくなっちゃった方!
私は、日本では、ワッフルケーキの店エール・エルとかコージーコーナーとかで良く購入していました。
これはワッフルの間にクリームが挟まっている日本独自のワッフルですが、ケーキみたいでモフモフしていてとってもおいしいのでおすすめですよ!