世界3大がっかりと言われているブリュッセルの小便小僧。
ブリュッセルで実物を見たのですが、とっても楽しめたので一押ししたいと思います!
小便小僧の何が面白かったのか?という点と、小便小僧の正しい?楽しみ方をお伝えしたいと思います~
目次
世界3大がっかりとは
誰が言い出したかははっきりしないものの、有名な観光名所であるにも関わらず、行ってみたらがっかりしてしまう、というタイプの名所のことの様です。
シンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚姫の像、そして、ブリュッセルの小便小僧が、誉れ高い世界3大がっかり名所に挙げられています。
他にも諸説あり、ドイツのライン川のローレライ(行ったけど、確かに…!)や、シドニーのオペラハウス、ローマの真実の口等が挙げられることもあるそうです。
小便小僧について
小便小僧(Manneken Pisマネキンピス)は、放尿する少年を模した像であり、噴水です。
では、小便小僧について詳しく見ていきましょう!
小便小僧の歴史
実は、現在設置されている像はレプリカだそうです。
もともとの小便小僧像は、1619年に彫刻家ジェローム・デュケノワにより製作されましたが、1960年代には盗難により紛失してしまったとのこと。
また、世界中から小便小僧用に衣装が贈られており、ブリュッセル市立博物館に展示されています。
なぜ、小便小僧なのか
この由来は諸説ある様です。
そのうちの一つは、ブリュッセルを包囲した敵軍がブリュッセルを爆破しようと爆弾を仕掛けたものの、その導火線に小便をかけて消し、町を救った少年がいたという伝説があるそうです。
この少年の名がジュリアンで、小便小僧の愛称である「ジュリアン坊や」の由来となっているらしいです…。
小便小僧の楽しみ方
実物の小便小僧がこちら↓
周りに人だかりができていて、観光客が写真を撮って楽しんでいました。
実物自体は60cm弱しかなく、とても小さいので、正直迫力はありません。
じゃあ、何が楽しいのか?
と言うと、小便小僧自体ではなくて、小便小僧までの道のりが楽しいのです!
その楽しみ方をご紹介します。
グランプラスから小便小僧までの道のりを楽しむ
ブリュッセルでは、グランプラスを観光の中心として回る方が多いと思いますが、この、グランプラスから小便小僧までの道の「エチューブ通り」がとても面白い。
まずは、通りを入ってすぐの場所に、触ると幸福が訪れるという「セルクラース像」という、暗殺されて横たわる英雄の像があります↓
触られ過ぎてツルツルになってます。
その先小便小僧までそんなに長い道のりではないのですが、ここにはたくさんのワッフル屋さんがひしめき合っていて、路上でワッフル食べている人たちがたくさん。
有名なMAISON DANDOYのカフェ併設店もここにあります。
さらにチョコレート屋さんやお土産屋さんも多く、ブリュッセル名物レース編みのお店もありました。お土産探しにぴったりの楽しい通りです!
実物だけじゃなく、偽物を楽しむ
上記のエチューブ通りですが、小便小僧を模した人形などがたくさん見られます。
これ、探してるだけでも結構楽しいです。
お土産屋さんにはもちろん↓
チョコレート屋さんのカラフルなものや↓
ワッフルとともに並ぶシュールな小便小僧↓
ワッフル食べてる小便小僧まで↓
むしろ、実物よりこっちの偽物の方が見ごたえがあるのでは?という程…。
もし本物でがっかりしても、他にも色々ありますよ~
着ている洋服を楽しむ
私が行った時は残念ながら何も着ていなかったのですが、この小便小僧さんは世界各国からたくさんの衣装を贈られており、時期によって違った衣装を身に付けているそうです。
何か着てたらラッキーですね!
この贈られた衣装は、ブリュッセル市立博物館に展示されているそうです。
世界各国の衣装を贈る方達は、衣装のサイズなんかはどうやって決めてるんでしょうね…?
小便小僧の場所
地図:
グランプラスから市庁舎左側のエチューブ通りに入って約280m直進すると、左側に見えてきます。
小便小僧についてのまとめ
世界3大がっかり何て言われると、むしろ実物を見たくなってしまいますよね…。
でも、見に行く道中を含めて、とっても楽しめると思うので、ブリュッセルに行く際にはぜひ小便小僧を訪れてみてくださいね。
きっと、あなただけの小便小僧が見つかるハズです…(^v^)
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