まず、オランダのミッフィー博物館の正式名称はナインチェ・ミュージアム(Nijntje Museum)ですよ!
これを知らなくて現場で混乱した人が私です…。
このミッフィー博物館(ナインチェミュージアム)は、小さい子連れには本当に滞在しやすい場所です。
今回は、家族でアムステルダムからミッフィー博物館(ナインチェミュージアム)まで電車とバスで行ったので、その行き方と、ミッフィー博物館の楽しみ方についてお伝えします!
目次
ナインチェミュージアム(ミッフィー博物館)について
オランダのユトレヒトにある、ミッフィーの博物館です。
ミッフィーの生みの親であるDick Bruna(ディック・ブルーナ)氏が、ユトレヒト生まれのため、この地にミッフィー博物館が設立されました。
ちなみに、序文でも書いていますが、「ミッフィー博物館=ナインチェミュージアム」です!
「Miffy(ミッフィー)」というのは、絵本が英訳される際につけられた名前だそう。
オランダ語では、konijntje (ウサギ konijn+ちいさい -tje)の短縮形である「 Nijntjeナインチェ(ちいさなうさぎ)」という名前になります。
ナインチェミュージアムの中の紹介
2階建ての建物なので、1階と2階に分けて中をご紹介します。
入館から1階の様子
中に入ってチケットを渡すと、入り口近くにズラッとロッカーがあります。
ここに無料で荷物を入れることができ、手ぶらで中を見学できます。
ちいさい子は本気だして遊んでくると思うので、なるべく荷物はすべてここに入れておいた方が良いです。
途中で荷物を取り出すことももちろんできるので、オムツとかも入れておいても大丈夫です。
1階にトイレもあり、キッズライクに作ってあるので使いやすく、もちろんオムツ替えもできます。
このトイレ、何故かものすごく良い香りがしていました…。
入り口すぐにはベビーカーを置くスペースも、もちろん確保されています。
荷物を預けてから奥へ進むと、さっそく子供が遊べる仕掛けがいっぱい。
キッチン風遊び場↓子供向けなので、安全に配慮されているから安心して過ごせます。
これも確か何かの仕掛けがあったような…。
ミッフィーの本がズラッと吊り下げられている場所もありました!
また、館内の説明も一部日本語で書いてあって、小学生の娘は「日本語だ~!読める~!」と喜んでいました。
どこ行っても、日本語での説明ってほとんどないですもんね~。
嬉しいポイントです!
2階の様子
階段を上っていくと、交通安全について学ぶ部屋があります。
ここに、3輪車が数台置いてあったのですが、子供たちがみんな乗りたくて、誰かが下りると、我先にと軽く取り合いに…。
どこの国でも、なだめる親は大変…。
3輪車も走っているし、ここは赤ちゃんにはちょっと危険なので、要見守りです。
2階の奥へ進むと、椅子と机がある制作ルームがあります。
ここには、色鉛筆とぬり絵が置いてあり、自由に使用することができました。
椅子に座って休憩がてら、ぬり絵ができますよ~。
チケットの購入方法
オンラインでの予約もできるようですが、我が家は現地で購入しました。
良く調べないで直接ナインチェミュージアムへ行ったら、「チケットはセントラルミュージアムのチケット売り場で買ってください」と言われたので、道路はさんで向かいのセントラルミュージアムへ。
セントラルミュージアム内の入り口左側にチケット売り場があります。
ここで我が家はファミリーチケットを購入して、再度ナインチェミュージアムへ行きました。
私たちが行ったのは10月の平日だったので全く混雑していませんでしたが、時期によっては売り切れて入れないこともあるそうです。
確かに、そんなに広くないので、収容人数が限られます。
確実に入りたい場合は、オンラインでのチケット予約の方が安心だと思います。
チケット料金↓
・2歳以下:無料
・2~12歳:€10.00
・13~17歳:€6.00
・18歳以上:€6.00
・ファミリーチケット(大人2+子供2):€23.50
*オンラインチケットはこの値段からマイナス€1.00になります。
オンラインチケットは、予約時に入場時間が以下の4区分から選択できます↓
・10:00 – 10:45 hour
・12:00 – 12:45 hour
・13:30 – 14:15 hour
・15:00 – 16:30 hour
オンラインチケットはナインチェミュージアムの公式サイト(オランダ語か英語)から購入できます。
ミッフィーのお土産はどこで買えるか
お土産売り場は、ナインチェミュージアム内にはなくて、チケット売り場同様、向かいのセントラルミュージアム内にあります。
下の画像↓はお土産売り場の一部で、ここ以外にもたくさん商品が置いてあります。子供たちは、ミッフィーのおもちゃのネックレスとマグネットとマグカップを購入。
自分のお土産は買うつもりはなかったのですが、ズラッと並んだポストカードに心惹かれて、結局ポストカードを数枚購入してしまいました…!
ここ以外でも、ミッフィーグッズはユトレヒトの街中のお店でたくさん売っています。
ナインチェミュージアムまでの行き方(アムステルダム→ユトレヒト→ナインチェミュージアム)
今回は、アムステルダム宿泊で、日帰りでユトレヒトまで足を伸ばしました。
なので、アムステルダム→ユトレヒト→ナインチェミュージアムの行き方をご紹介します。
アムステルダム→ユトレヒト
アムステルダムからユトレヒトまでは電車1本で簡単に行くことができます!
アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)
↓約30分:電車(Intercity)でNijmegenかMaastricht行き
ユトレヒト中央駅(Utrecht Centraal Station)
電車(Intercity)はいわゆる快速電車で、主要駅だけ止まる電車です。
アムステルダムからの運行間隔は、時間によりますが15分程度。
チケットは窓口か券売機で購入できます。
我が家はアムステルダムとユトレヒトの往復で購入して、確か大人が€15弱程度で、子供は€3弱程度だったと記憶しています(チケット処分してしまって正確な数字ではありませんが…)。
子供がものすごく安かったので印象に残ってます。
ユトレヒト→ナインチェミュージアム(ミッフィー博物館)
ユトレヒトからナインチェミュージアムまでは、バスか徒歩で。
徒歩では15分程度で行けますが、ベビーカーのない小さい子連れにはバスがおすすめです。
ユトレヒト中央駅(Utrecht Centraal Station)
↓徒歩で駅の外にあるバスターミナルへ
ユトレヒトのバスターミナル
↓約10分:2番のバス
セントラルミュージアム(Centraal Museum)
↓徒歩すぐ
ナインチェミュージアム(ミッフィー博物館)
2番のバスは、他のバスより車体の小さいものなので、分かりやすいと思います。
市内を回る巡回バスです。
また、バス乗車時にチケットを買うことができなかったので、あらかじめ券売機で購入しておく方が良いです。
バスの停留所のセントラルミュージアムの向かいがナインチェミュージアムです。
帰りは徒歩で、市内観光をしながらユトレヒト中央駅まで行きました。
小学生なら充分歩ける距離だと思います。
ナインチェミュージアムまとめと感想
このナインチェミュージアムは、「ミュージアム」とは言っても、ほぼ完全に子供のための遊べる参加型施設です。
なので、大人だけで行く、または、大人が一人で見てまわる、という感じではありません。
大人のミッフィー好きさんたちは、道を挟んで向かいにあるセントラルミュージアムに、ディック・ブルーナ氏の仕事部屋が保管されていたり、原画などの作品が展示されているので、そちらの方を見学された方が良いと思います。
ナインチェミュージアムのおみやげもの売り場もセントラルミュージアム内にあるので、ミッフィー好きさんたちも充分楽しめると思います!
実は私もミッフィー(ディック・ブルーナ氏)大好きなので、今回来ることができて本当に嬉しかったです!
ただ、子連れのナインチェミュージアムだけで疲れ切ってしまって、お隣のセントラルミュージアムに行くことができなかったのが心残り…。
まあ、子連れなのでしょうがない!
でも、子供はすごく楽しんでいたので、行って良かったです。
ちいさい子連れのファミリーには、子供のための設備はそろっているし、安心して過ごせるし、ほんとうにおすすめですよ~!