オランダに有名な遊園地?テーマパーク?のエフテリング(Efteling)なるものがあると聞いていたので行ってきました。
とは言ってもディズニーランド程ではないでしょ?と思っていましたが、いえいえ負けてません。
というか、ディズニーランドの様なアメリカ的エンターテイメントとはまた違った、ヨーロッパ的な雰囲気を存分に楽しむことができるステキな遊園地です。
何だろう、「明るく楽しくハッピー!」というよりは、何だか後ろにほの暗さがある様な感じ…。
そういう意味で、真の?ヨーロッパ文化を感じるにはかなりおすすめの遊園地です。
敷地がかなり広く、子連れですべて回るのはなかなか大変なので、幼児・学童と、子連れでの楽しみ方を紹介したいと思います。
目次
エフテリングとは
オランダにある大きな遊園地です。
1952年の開園で、かなり歴史のある遊園地になります。
年間来園者数は毎年約400万人以上。
2017年は518万人が訪れています。
実は私は、日本にいた時はエフテリングのことを全く知らなかったのですが、ヨーロッパでは人気が高く、多くの人が訪れているようです。
1992年には、世界で最も優れた遊園地として賞を受賞しています。
エフテリングの園内の紹介
園内は5つのエリアに分かれています。
これが頭に入っていると、広い園内がとってもまわりやすくなります。
1、ファンタジーの王国(FANTASIERIJK)
2、おとぎ話の王国(MARERIJK)
3.旅の王国(REIZENRIJK)
4.冒険の王国(RUIGRIJK)
5.異世界の王国(ANDERRIJK)
以下、エリア別に詳しくご紹介します。
1、ファンタジーの王国(FANTASIERIJK)
エフテリング入り口から中心までの場所。
最初にここを通ることになります。
閉演時間に噴水ショーが見られます。
2、おとぎ話の王国(MARERIJK)
エフテリングのメインであるおとぎの森(Fairytale Forest)はここです。
森の中に、童話をテーマにした人形や建物が展示してあります。
下が石畳のこんな感じのステキな森の中です。
これは↓ラプンツェルで、下の魔女がひたすら登ったり下りたりを繰り返しています。
ちょっとリアルな感じと、薄汚れ感が魔女の怖さを浮き立たせています…。
これは↓ピノキオが巨大魚に食べられているところ。
魚もピノキオもKawaii感は全くなしで、普通に怖い。
七匹の子ヤギのママ↓。
ただひたすらにリアル。
ドラゴン↓は下のお宝を触ると、口から煙を出す仕掛けがあります。
首が伸びたり縮んだりするおじさん↓。
とまあ、割とリアルでびっくりするかんじのものも多いですが、ちゃんと心安らぐものもあります。
これは↓お菓子の家で、手前のケーキからは甘い匂いがします!
これは↓木のおじさんが話をしてくれます。
幼少時にN〇Kで見た「樫の木おじさん」を思い出して懐かしい気持ちに…!
などなど、ここだけでは載せきれないほどの面白いもの盛りだくさんのおとぎの森です。
また、おとぎの森以外にも、小さい子供向けの乗り物のあるエリアがあります。
メリーゴーランドなど、小さい子向けの乗り物がたくさんあります。
子供が気に入っていたのがコレ↓
50セント入れると、ロバのしっぽが上がって、おしりから金貨のおもちゃを投げ出して?放り投げて?くれます。
その都度、金貨の飛び方が違うので、子供たちが面白がっていました!
そして、ここで一番行ってほしいのは、「Droomvlucht」です!
室内の暗闇の中で乗り物に乗って、妖精の世界を旅する心温まるアトラクションですが、予想を上回った面白さです!
油断してると、「ひょ~」って感じになります(語彙力…)。
実際乗ると、この「ひょ~」って感じがお分かり頂けると思います!
子供が喜んで2回も乗りました~。
さらに、個人的に一押しなのが、「Stoomcarrousel」。
室内にあるメリーゴーランドなのですが、これが普通のメリーゴーランドとは一味違います。
乗り心地が、リアルに馬。
普通のメリーゴーランドと動きが全く違います。
大人もぜひ乗って体感してみてください!
我が家が行った日は、雨が降ったりやんだりで園内もすいていたので、このメリーゴーランドもみんな乗ったままで何回転も楽しんでいました。
うちの子らも10回以上は乗っていたと思います…!
おすすめです!
3.旅の王国(REIZENRIJK)
ゆったり船に乗ることができたり、子供向けのジェットコースターや、木でつくった迷路があります。
船からの景色↓
また、下が柔らかいマットになっている屋外の遊び場もあって、小さい子供も安心して遊ぶことができます。
4.冒険の王国(RUIGRIJK)
絶叫系乗り物に乗りたいならここへ。
「2.おとぎ話の王国(MARERIJK)」から、蒸気機関車に乗っても行くことができます。
蒸気機関車が到着する「4.冒険の王国(RUIGRIJK)」の駅はフードコートになっていて、お食事や休憩ができます。
我が家はここで食事とりました。
5.異世界の王国(ANDERRIJK)
3Dムービーやスプラッシュマウンテン的な乗り物があります。
(ちょっとここまで回れず、画像がありません…。)
エフテリングの食べ物
オランダに来たので、何か名物料理でも食べておかなくちゃな~と、オランダ名物ミニパンケーキのお店「’t Poffertje」へ。
焼きリンゴ付き。その場で焼いてくれます。
ほかほか甘くておいしかったです。おすすめ。
もうひとつお勧めのお店は、「Restaurant Octopus」。
残念ながら我が家は行ってないのですが、子連れに最適。
店内には子供が遊べる場所と、キッズメニューもちゃんとあります。
ここは、エフテリングの入り口すぐにあって、閉園後も営業しています。
閉園が意外と早い時間で午後6時とかなので(時期によって違います)、閉園に合わせて、夕食をとりにこのレストランに入っていく家族も多くみられました。
幼児と行くエフテリング
トイレはそこらじゅうにあるので安心です。
途中で歩くのがしんどくてぐずってしまう子のために、pushchair(ベビーカーではなくて、木製の椅子付きカート?の様なもの)も4€で貸し出しています。
園内広いので、持参のベビーカーやこのpushchair持ってる家族多かったです。
幼児連れならば、「2.おとぎ話の王国(MARERIJK)」だけで一日過ごせると思います。
ちょっと足を伸ばして「3.旅の王国(REIZENRIJK)」に行くと(園内の一番奥にある)か、小さい子向けの柔らかいマットになっている屋外の遊び場や、家族で乗れる船や乗り物もあります。
学童と行くエフテリング
低学年は、幼児と同じで「2.おとぎ話の王国(MARERIJK)」が楽しめると思います。
うちの子らはほっとんどこの付近で遊んでいました。
ちょっとスリルを求め始めた高学年の学童さんには「4.冒険の王国(RUIGRIJK)」がお勧めです。
ただ、絶叫系の乗り物は120cm~などの身長制限があるので注意が必要です。
さらに、じっとしていられる子であれば「5.異世界の王国(ANDERRIJK)」の3Dシアターも楽しめるようです。
うちは、下の子が怖がりで、以前3D見せたらびっくりしてしまい、ここのは嫌がられて行ってません…(見たかった…)。
エフテリングへの行き方
デュッセルドルフからだと、車では1時間30分程度で着いてしまうのですが、我が家は車がないために、公共交通機関で。
エフテリング後にアムステルダムにも行ったので、アムステルダムからの行き方もメモしておきます。
エフテリングは電車だけだと行けなくて、最後はバスに乗ります。
電車とバスでの行き方(デュッセルドルフ~エフテリング)約3時間弱
デュッセルドルフ中央駅
↓電車(RE)約1時間強
Venlo Railway Station
↓乗り換える。電車(Intercity)約1時間強
`S-Hertogenbosch(Den Boschともいう)
↓徒歩で駅外のバス乗り場へ。BUSの表示があるので、それを見ながら。
`S-Hertogenbosch Centraal Station(上と同じ駅のバス乗り場)
↓バス(300番のバス)約40分
エフテリング(Efteling)
電車とバスでの行き方(アムステルダム~エフテリング)約2時間弱
アムステルダム中央駅
↓電車(Intercity)約1時間弱
`S-Hertogenbosch(Den Boschともいう)
↓徒歩で駅外のバス乗り場へ
`S-Hertogenbosch Centraal Station(上と同じ駅のバス乗り場)
↓バス(300番のバス)約40分
エフテリング(Efteling)
行き方や電車の時間は、Googlマップの経路検索で簡単に出てきます。
オランダの電車のチケットは自動販売機で購入できますが、使い方が良く分からず、結局窓口で購入しました。
バスは、乗車時に運転手さんからチケットが購入できます。
乗り換えはそんなに複雑ではなく、乗り換えの駅名をしっかり覚えていれば問題なしです!
ただ上の子はバスが大の苦手なうえに、酔い止めを持参するのを忘れたダメ母のせいで、40分間のバス乗車がかなり苦痛なものになっていました…。
バスが苦手な子にはキツイ旅路です。
チケットは3種類あります
普通のチケットの他に、金額をプラスすると特典が付いてくるチケットがあります。
1、普通の入場チケット:€38
0-3歳は無料。
オンラインのチケット予約でマイナス€2になります。
2、Ticket extra(チケットエクストラ):€48
+€10のチケット
朝30分早くアトラクションに並ぶことが可能。
ホットドリンクとマフィン、フレンチフライまたはサンドイッチのランチ、お土産の20%割引がつきます。
3、Ticket luxe(チケット リュクス):€68
+30€のチケット
朝30分早くアトラクションに並ぶことが可能。
ホットドリンクとアップルパイ、デラックスサンドイッチとソフトドリンクのランチ、メインコースまたはパンケーキのディナー、お土産の25%割引、車の駐車券がつきます。
我が家は、ホテルに宿泊したので、チケット代はホテル料金に込みになっていました。
1泊すると、2日間のチケット料金(1人€76)が含まれているのでお得でした。
エフテリングまとめ(子連れには宿泊がおすすめ)
エフテリングものすごく楽しめました。
夏のハイシーズンはやはり混雑するようですが、我が家が行った10月初旬はそんなに混んでいませんでした。
遊園地のスタッフの方々も、適度に適当なところが良いです。
ヨーロッパ的遊園地を存分に体感することができました…!
我が家は1泊2日しましたが、もう1泊くらいして、もっとゆっくりエフテリングとその周辺を楽しめれば良かったなと~夫と話していました。
子供連れで行くなら、宿泊が本当にお勧めです。
我が家が泊まった、エフテリングのホテルの紹介記事はこちら。